TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
森の奥の願い事

森の奥の願い事

「森の奥の願い事」のメインビジュアル

30

森の奥の願い事 ~ 黒い影と1つの願い ~

♥

44

2023年12月09日

シェアするシェアする
報告する

𓂃.◌𓈒𖡼𓂂

『みいちゃん!僕が大人になったらまた、季節巡り一緒に行こうね!』

『うん!約束!!』

𓂃.◌𓈒𖡼𓂂

季節巡り?

あ、全部思い出した。

なんで忘れていたんだろう。

こんなにも大事なことを。

「季節巡りでしょ!暁アキちゃん!」

「なんでその名前…」

「もしかして思い出せたの!?」

「うん!」

「僕ってもしかして天才….!?」

『そんなことない 』そう言おうとした

その時、背筋がゾワッとした。

「未唯!逃げて!」

そんなことを言っているのもつかの間、

目の前には黒い影が浮いていた。

【何故思い出せた?せっかくこのままやり過ごそうと思ったのに】

「誰….?」

「未唯!そいつに名前を聞いちゃいけない!」

「え、なんで..」

【我の名前はシウさ。覚えてないか?】

シウ?

というか私、前にこの名前誰かにつけた

気が….。

あ、私この名前つけた人知ってる。

確か種族名は

『死神』

【その顔は思い出したな?】

【久しいな命名の主よ】

「ある..じ…?」

【主よ一つだけ願いを叶えてやろう】

【主よ、お前は何を望む?】

望むもの?

一つだけ願いが叶う?

いや願うものなんて、

望むものなんていらない。

今のままがいい….。

「何もいらない」

【それでいいのか?】

「うん」

【じゃあその願いを叶えてやろう。また会おう主よ】

そう言ってシウは不気味に笑い、

私は黒い煙に包まれた。

「未唯!その願いは全てが消えてしま─────」

この作品はいかがでしたか?

44

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚