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「やっ……ご……豪さ……んんっ…………ああっ……あっ……」
「今度は恋人として…………奈美を気持ち良くさせないとな?」
妖艶な笑みを映している豪に、奈美の鼓動が、大きく打ち鳴らされた。
奥二重の瞳の奥に宿る、欲情の焔を向けられ、立ちくらみしそうになる。
豪がバスルームの壁に、奈美の身体を押さえ込んだ。
冷んやりとした壁の感触に、彼女の身体は身震いすると、筋張った腕が今度は奈美の左脚を持ち上げ、露わになった陰裂に顔を埋める。
舌先で、敏感になった宝珠を探り当て、舐め上げながら、膣に指を入れて律動させた。
「ああぁっ……ダメ……やあっ…………豪さん……ダメ……………はうっ……ああぁぁっ」
先ほどと同じように愛撫されているのに、今の方が身体が過剰に反応している。
左右上げる脚が違うだけで、こんなに感じ方が違うなんて。
右手で豪の肩を掴み、左手で壁を突いて身体を支えると、ゾクリと襲い掛かる愉悦のうねりに、彼女は必死で堪えた。
「奈美…………もうイキそうか? 我慢しないでイけよ……」
指の律動を更に速め、豪は、破裂しそうな蕾を舌先で小刻みに刺激を与えながら、ジュウっと吸い上げる。
奈美は、彼から扇情的な眼差しを送られ、快楽を植え付ける事に没頭している豪の表情が、男の艶を感じさせる。
止まないシャワーの音が溢れる中、身体を支えている右脚が痙攣し、身体がビクビクして止まらない。
「豪さ……ん………イッ…………っ……あんっ…………ああぁぁっ!」
身体を硬直させた後に、ガクリと脱力した奈美を、豪が支えてくれた。
彼に触れるだけのキスを落とされ、奈美へ微笑む。
「奈美の身体……かなり敏感だったな。お陰で俺のココも………すげぇ事になってる」
彼女が惚けた顔をしながら、息を弾ませていると、豪が顔を覗き込んだ。
どことなく神妙な表情に変化した彼の頬に、そっと触れる。
乱れた呼吸を整えていると、彼は奈美の手を取り、指を絡めた。
「奈美。次は俺のモノを……口でしてくれるか?」
「……はい」
豪は、彼女との身長差を考えたのか、バスタブに腰掛けた。
「豪さんを気持ち良くさせる自信がないけど……私でいいんですか?」
奈美は、豪の目の前に座り、彼のモノを両手で包む。
「俺は奈美にして欲しい……」
「わかりました……」
赤黒く、彼のお腹に沿って勃っている剛直の先端に、彼女は唇を落とした。