「何それ!?ちょっとどういう意味!?」
麻美が勢いよく立ち上がると人目を気にすることなく興奮気味に声を張り上げた。
「ちょっ、声大きいって」
慌てて麻美の腕を引き、椅子に座らせる。
「ごめん、ごめん。だって奈緒が変なことを言うから……」
私に手を引かれ、やっと少しは周りの目に気づいたのか恥ずかしそうに身を縮める。
「変なことって、私は別に……」
ただ質問を投げかけただけで、ハッキリ言って麻美に対して変なことを言った覚えはない。
「言ったわよ。辻井くんのアレどういうことよ」
さすがに今度は周りの目を気にしてか、やや声を潜め気味に声を張ってきた。
「だからそれが分からないから麻美に聞いてるんじゃないの」
麻美なら何か言ってくれるんじゃないかと少し期待していただけに、やや気落ちしてしまった。
「辻井くん本人じゃないんだから分かるわけないでしょ。もう、じれったい!とりあえず***********************
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