阿「…あれ、今日何日だろ」
蓮と二人で病院に検査に行くようになってから数ヶ月。
あれからお互いに検査したりしてお医者さんに子供ができやすい状態とかいろいろ教えてもらい実践してから毎日が慌ただしくて気づかなかったけど最近月のものが来てない気がする、、、
阿「いや、、まさかね、?」
嘘だろあと思いながら妊娠検査薬を使ってみるとうっすらと検査薬に赤い縦線が浮かび上がってきた。
阿「えっ、、うそっ、ほんとに、⁇」
嬉しくてたまらなくて急いで今日は仕事に向かってる蓮にメールで伝えることにした。
阿「蓮喜んでくれるかな、、」
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目「はぁー、、、帰りたい」
佐「おいおい、元気出せよイケメンが台無しだぞ?」
ラ「これが終わったら終わりなんでしょ?」
目「そうだといいけど、、」
撮影が始まる前に亮平の声でも聞きたいなと思って携帯を開くメッセージが一件亮平から入ってるのが見えた。
目「どうしたんだろ、、、」
急いでトーク画面を開くとそこには目を疑う光景が広がっていた。
赤い縦線が入った妊娠検査薬の写真と『妊娠したかも』ってことば、、、
えっ、まって、?本当に、、⁇
ラ「めめー?もうそろそろ始まるよ~?」
目「待って、おれっ、帰んなきゃっ、」
ラ「は?」
佐「らっうーる!れん!始まるって、え?何してんの⁇」
目「俺っ、おれ、帰ります!!」
佐「は⁈何言ってんの⁇⁈ちょっ、え?」
目「やばいっ、早く帰んなきゃっ、!!!」
ラ「えっ、ちょ、めめー??!」
居てもたってもいられなくって急いで荷物をまとめてそのまま駐車場に停めてる自分の車に乗り込み家まで走らせる。
エレベーターを待つのももどかしくて1階から階段を駆け上がり玄関の鍵を開けソファでくつろいでいた亮平に向かってキツく抱きしめた。
目「亮平っ!!」
阿「えっ、⁈れん???なんでいるの??」
目「りょうへいっ、にんしんっ、ほんとにっ、⁈」
阿「……それで慌てて帰ってきたの?」
目「え?うん、、」
汗ダラダラで髪もくしゃくしゃにして息も切れながらせっかくのイケメンが台無しって感じになりながらまだ妊娠が確定しているのかわかってもないお腹を愛おしそうにフニャッとした笑顔で撫でてくるものだからおかしくて思わず笑ってしまう。
阿「ふふっ、それにしても慌てすぎでしょ」
目「だって、嬉しくって、」
阿「今度病院行く時一緒に来てくれる?」
目「うん!一緒に行くよ!」
阿「ふふっ、ありがとニコッ」
後日マネージャー経由で蓮が仕事をすっぽかして帰ったってことを聞いてメンバーの前で怒る形になったけどそれ以上にみんなが喜んでくれてよかったな笑
ラ「阿部ちゃん妊娠おめでとう~!」
深「これから大変だと思うけどなんでも聞いてよ!」
阿「ありがと~!頼りにしてます笑」
佐「突然帰った時はどうしようかと思ったけどおめでとう!笑」
目「ご迷惑をおかけしました笑」
岩「ちゃんと支えてやれよ?」
目「もちろん、亮平もお腹の子も守りますニコッ」
渡「阿部、おめでとうニコッ」
宮「性別も早くわかるといいね」
阿「うん!どっちでも楽しみだなぁ」
向「でも阿部ちゃんとめめの子供やったらどっちでも可愛いんやろうなぁ~」
ラ「男の子だったらめめにだろうね」
佐「女の子は阿部ちゃんにだね笑」
深「うわっ、あざとくなりそう」
阿「ちょっと!笑」
渡「それなら死ぬほどモテそうだよな」
宮「ふふっ、なんかわかるかも」
目「嫁には出しません」
岩「同感」
阿「え?ちょっと、?笑」
深「おーい、岩本さん?」
向「こりゃめんどくさくなるで」
ラ「おーい!撮影始まるからもう行くよ~?」
まだまだ産まれてこない我が子の嫁に行く行かない問題に思わず呆れるけどこんなにも愛されているこの子に出会うのが楽しみだな。
end
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この作品を覚えてくれてる方がいてくださって本当に嬉しいです!!覚えていてくれてありがとうございます😭🙇♀️🙇♀️🙇♀️
まだ投稿してない過去作の中でこれが好きでしたなどありましたら教えてください、できる限り投稿させていただきます!!