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うわあ、第3話、すごくドキドキしました……! お互い別れたばかり同士で、再会した幼なじみ。恵斗くんの「俺の家に来ない?」って、さりげなくてでもすごく重みのある誘いですよね。理麻さんの鼓動が大きく脈を打つ気持ち、すごくわかります。続きが気になって仕方ないです!
テーブルを挟み、恵斗くんと向かい合っている私は、緊張してしまう。
うちの隣に住んでいた『お兄ちゃん』のような幼なじみが、洗練された大人の男性になって、私の目の前に現れて。
彼が、前髪を掻き上げる仕草に、私の胸の奥は、キュンと摘まれていた。
恵斗くんは、私と再会したのが嬉しかったのか、笑みを絶やさず会話をしている。
「理麻は、彼氏とかいんの?」
「つい一ヶ月ほど前に……別れたばかりだよ」
恵斗くんに、彼氏がいるのかいないのか聞かれた私は、困惑しつつ、微苦笑しながら答えた。
「そういう恵斗くんは彼女いるの? でも恵斗くん、すっごくカッコいいから彼女もいるんじゃないのぉ?」
「…………俺も彼女は、半月くらい前に別れたばかりだよ」
からかいを交えた私の問い掛けに、恵斗くんも、ぎこちなく笑みを零す。
「そっ……そうなんだ」
まさか、別れたばかりだとは思わなくて、私は、どういうリアクションを取っていいのか迷う。
「でっ……でも、恵斗くん、素敵な人だし、すぐに彼女ができるよっ」
「はははっ……まさか理麻に励まされるなんてな」
それ以降、私と恵斗くんは黙り込んでしまい、私は、氷で溶けた薄味のアイスミルクティを無言で口に運ぶ。
彼も、気まずい空気を感じたのか、神妙な表情で、残りのアイスコーヒーを一気に飲み干した。
「さて、そろそろ出ようか」
「うっ……うん」
返却口に、トレイとグラスを戻して店を出ると、恵斗くんが立ち止まり、天を仰いでいる。
「理麻」
「なぁに?」
彼は、エストスクエアの頂上を見上げたまま私を呼ぶと、何かを言いあぐねているのか、言葉が途切れた。
やがて、何事もなかったように、さりげなく呟く。
「まだ時間があるんだったら…………俺の家に来ない?」
恵斗くんの誘いに、私の鼓動が大きく脈を打った。
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