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日本は荒れかけている
私の親もいつの間にか殺されていた
いつ人が死ぬかわからない世の中になってしまった
ある日私はなんばにいる
学校では同級生の間で殺し合いがあったようだ。
家族がみんな心中し取り残された男子。前まであんなに明るかったのに怖いぐらいにネガティブになっていたみたいだ。
他の子も家庭が壊れていたのでかなり性格が荒れていた。
家族を皆失った子がネガティブな発言を繰り返し周りの子の怒りが蓄積し修羅場になったそう。
既にみんなの精神状態はおかしいので無理もない。
そして、殴り合いに発展。窓ガラスが割れるほど過激なものとなったが、窓ガラスの破片が生徒に刺さり大量の死者、怪我人が多発。
私は殴れるほどの力などない為逃げるしかなかった。
そんな事を思い出すと改めてゾっとする。
椅子に座り、Discordで小中学校の頃の事に対しつらつら愚痴を吐く。私の悪い癖で、
現実世界の目を覆いたくなるような奇行だけでなくネットで炎上した話までうっかり暴露してしまう。
すると
「また独りよがりですか」
「いつまでも改善せずグチグチ言ってないでいい加減自分が変わってない事自覚したら?」
と、私に散々喧嘩腰な態度をとってきた奴が反応する。
堪忍の糸が切れた。
「昔の私がどんな奴だったか知らない癖に知ったような口きくなクソ!」
感情任せにカタカタ速く打ち込み送る。
ふと前を見ると、Discordで同じチャンネルに書き込みしてる人が見えた。
スマホの機種、服装の雰囲気からして紛れもなく彼である。
「何?また逆ギレ?」
私はお前の前で激しい感情を我慢してきたはずだ。お前がこっちの言う事を逆ギレだの、文句だの歪曲してるだけでしかない、という言葉が真っ先に浮かぶ。
「お前は逆ギレしたって決めつけてきた!私の言った事何でもかんでも歪めやがって!馬鹿にしてえのか!!」
これを送った直後、
「うわああああああ!!!!」
私は思わず叫んでしまう。彼は後ろを振り向く。それはまるでゴミを見るような眼差しだった。
「つか奇声上げんなガイジ
リアルでもストーカーしてくんな」
私は目の前にいる彼を殴りたい衝動でいっぱい。
「は?偶然近くにいただけだろ
被害妄想も大概にしろよ」
彼がまた振り向き睨みつけてくる。私も憎悪の眼差しを送る。
彼が拳を握り始めたので私も拳を握る。
殺伐とした雰囲気はもう修羅場に発展する。彼が真っ先に私に拳をぶつける。私は恐怖で避けたが、もう一発くらわされた。
悶絶しそうになったが怒りのパワーで私は立ち上がる。私の手など拳にすらならないので、その場に落ちてた岩を振り上げて、彼を殴りつける。
刃物を取り出し、滅多刺しにする。グチャ、グチャ、グチャ、グチャ、
今まで謝らなかったのがいけないんだよ。私を苦しめてきたのがいけないんだよ。
胴体をひどく抉られ、体の組織や内臓が剥き出しになっている。
死体すら憎く、体を刃物で切り分けて分解し、バラバラに。
ザク、ザクって切り分けてるうちに、思いついた。みんな殺戮すれば全ての苦しみから解放される。私の汚点を見てしまった人達も消せるかもしれない。人が無になればこれまでの積み上げてしまった歴史も無となる。
本州を無の赤に染め上げよう。
私は駅のホームから出て道端にいる人全員に銃を乱射。血が弾ける。弾丸を持ってる人も何人かいたので、遺体から拾い上げる。
友達も仕方ないけどやるしかないようだ。私が人を殺めた事実を知らないでいてほしいからだ。