💚「…っ!、ありがとう……」
阿部ちゃんがあんなに泣いてるのは初めてだった。
🖤 (……良かった。)
心配もあったが、舘さんに振られて良かったと安心している自分がいる。
🖤 (あぁ…やっぱ最低だ俺)
阿部ちゃんが俺の腕の中で泣いていたのがずっと忘れられない。
俺に泣き顔を預けて、誰にも見せない弱さを見せてくれたのが、どうしようもなく嬉しかった。
俺の腕を、頼ってくれた気がして。
あの日以来、阿部ちゃんは俺のことを頼ってくれることが増え、俺たちの距離はどんどん縮まっていった。
阿部ちゃんと舘さんの間に気まずい空気があったが、時間が解決したのか、二人の関係は次第に元に戻った。
俺と阿部ちゃんは、順調に仲が深まったが、 俺は依然としてその想いを隠したままだった。
🖤 (ちゃんと気持ち伝えないと…)
この想いを伝えたい気持ちはあるが、この関係が壊れるのはもっと怖い。
🖤 (阿部ちゃんは勇気を出して、自分の気持ちを伝えたのに…)
伝えたい気持ちと、この関係が壊れるのが嫌な気持ちが葛藤している。
🖤「情けねぇ…」
このまま、これで終わるのはもっと嫌だ。
🖤 (…いつか、阿部ちゃんに、この気持ちをちゃんと伝えよう。)
俺は、そう心の中で決意を固めた。阿部ちゃんに対する想いを打ち明けるその時が来るのを信じて。
🖤 (いつか、必ず…)
コメント
6件
めめ、自信持って!
はよ、言えやー🫨🫨🫨
最低で1日1個は書くって言ったのにお休みしてすみません🙇♂️