コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
次の日、私はまた休むことにした。
「………」
気分は沈み込むのに、学校に行かなくて良い安心感も何処かにあった。
しかし、学校に行かなければという葛藤に悶えるのはとても苦しかった。
やはり昼までは何もする気が起きず、ただリビングでぼーっとしているだけ。
辛い…でも、休んでるのは私なんだ。
休んでいるはずなのに辛いなんて甘えている。
自責の念が頭をよぎった。
「……ははは」
辛い辛い辛い辛い。
何もかもが自分を苦しめているように感じた。
恐怖も、罪悪感も、自責の念も、全てが自分を追い詰めて息の根を止めようとしているかのよう。
息が詰まる、目頭が熱い。
「…何で、泣いてんの? 私が選んだことでしょ!」
自分に喝を入れる。
しかし、その喝は私を鼓舞してはくれなかった。
「……何で、こうなっちゃったんだろう」
涙を袖で拭いながら、まだ溢れてくる水滴に嫌になるのだった。