首筋に何度も唇を落とされ、声が漏れる。恥ずかしくて下唇を噛むと、それを見透かしたようにブラウスのボタンを胸元まで外され、鎖骨をキツく吸われ高い声を上げてしまった。
「ひっ……あぁっやだっ」
ピリッとした痛みで跡をつけられたことに気が付き、反射的に芥さんの肩を押すが、その手を絡め取られる。
「そんなんで、抵抗してるつもりかよ」
こちらを観察するような鋭い視線に逃げ場を失う。そして、芥さんのキレイな首筋で存在感を放つ、男らしい喉仏が上下に動いた。
薄い唇が 僅(わず)かに 弧(こ)を描き、隙間から赤い舌が覗く。そして絡め取った私の指先に唇を寄せると、焦らすように舌を這わせた。
「あっ……はぁ……」
指先からジンジンと甘い痺れが広がっていき、目尻に涙が浮かぶ。
浅い息を繰り返す私の反応を見ていた芥さんは、指先から唇が離すとネクタイを 緩(ゆる)め、私の耳元に唇を寄せた*************************
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コメント
4件
やっぱ情けなくても、お互いに思っていることを素直に打ち明けることって、大切だよね! 今回その大切さが分かる話🥺