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そうだ!そうだ~!!真麻ちゃんの言う通り‼️👍️ 「好き」って言ってあげないと、理紗子ちゃんには伝わらないよ😔 ハイスペックなモテ男なのに、本当に好きな子の前では不器用な健吾さん🤭 そこが彼らしくて、魅力的ではありますが...😍💕
始めてだ→初めてだ では?
素晴らしい真麻ちゃーん👏✨ そうだ❗️そうだ❗️ちゃんとしろー‼️誰かに取られちゃうぞ〜っ‼️ でもね真麻ちゃん、健吾お兄ちゃまは中学生の初恋状態かもしれない( //Д//).:*どうしようもないくらい溺れてるの❤️🔥もう全て理紗子ちゃんに持っていかれちゃってるの==͟͟͞͞=͟͟͞͞➸(๑♡⌓♡๑)➸ス˝キュウゥゥン♡
翌日健吾はご機嫌だった。
昨夜はレストランで食事を終えた後健吾は理紗子をマンションまで送って行きそのまま理紗子の部屋に泊まった。
理紗子の部屋に泊まるのは初めてだ。
部屋に入ると二人は一緒にシャワーを浴びた。
狭いバスルームではどうしても二人の身体は密着してしまう。そこで我慢できなくなった健吾はバスルームで一度理紗子を愛した。
理紗子はバスルームでの行為は未経験だったようでかなり興奮していた。
壁に手を突かせ後ろから激しく突くと理紗子はあっという間にイッてしまった。
バスルームを出ると健吾は理紗子の身体にボディクリームをたっぷりと塗ってやった。
理紗子の滑らかな肌の上を健吾の手のひらが官能的に動くとすぐに理紗子からは喘ぎ声が漏れる。健吾の愛撫に必死に耐えている理紗子を見ていると我慢が出来なくなり健吾は理紗子をベッドに連れて行く。そこで舌を使って理紗子の身体を隅々までを舐め回した。
理紗子の感度は初めて抱いた時よりも何倍も鋭くなっていた。抱けば抱くほどその感度は増していくので抱き甲斐がある。
理紗子の全身を舐め尽くし理紗子を何度もイカせた後は健吾も楽しむ番だ。
健吾は容赦なく理紗子を突きまくった。自分のどこにそんな若さが残っていたのかと思うほど健吾は全く疲れを見せずに何度も理紗子を抱いた。
自分の事を淡泊だと思っていた健吾には信じられない事だった。理紗子を前にするとどうにも歯止めが利かない。
健吾は理紗子の身体に溺れながら明け方近くまで理紗子と交わっていた。
漸く空が白み始めた頃理紗子はスヤスヤと寝息を立てて眠りに落ちた。その寝顔が何とも言えず愛らしい。
健吾は狭いシングルベッドの上で理紗子を引き寄せると浅い眠りに落ちた。
珍しく熟睡した健吾は早朝ローズの香りで一度目が覚める。
自分の腕の中にいる理紗子を確認すると健吾はホッとして再び目を閉じる。
次に目が覚めた時健吾の隣に理紗子はいなかった。理紗子は先に起きて朝食の支度をしていた。
味噌汁に白ご飯、納豆に玉子焼き、そして塩鮭を用意してくれた。
簡単な朝食でごめんねと理紗子は笑うが充分過ぎるほど美味しかった。もちろん味噌汁の味も健吾好みだった。
一晩泊まっただけで健吾は理紗子の身体の虜になっただけでなくすっかり胃袋まで掴まれてしまった。
ずっと一緒にいたいと思った女は理紗子が初めてだった。
朝食を食べた後健吾は自分のマンションに戻った。そしてシャワーを浴びた後パソコンの前に座る。
東京時間の相場チェックをした後健吾は買いの指値を入れておく。今日は久しぶりに相場に入りたいと思っていた。
健吾が経済ニュースに目を通していた時インターフォンが鳴った。
モニターを見ると妹の真麻だった。
(またあいつか…….)
健吾はため息をつくとすぐにロックを解除した。そしてしばらくすると真麻が健吾の部屋へ入って来た。
「お兄ちゃんこれ! お母さんが持って行けって!」
真麻はプラスチック容器に入った佃煮を健吾に見せてからテーブルへ置いた。
「くぎ煮か。兵庫のおばさんが送ってくれたのか?」
「ううん、おばさんこっちに来てたんだって。なんか東京で同窓会に出席するんで一泊したらしいよ」
真麻はそう言うと健吾の冷蔵庫からお茶を一本取り出して飲み始めた。
「それよりさ、私この間水野リサ先生にスーパーでばったり会っちゃった」
「ああ、聞いた」
「え? って事は、お兄ちゃんリサ先生に時々会ってるの?」
「ああ」
「ええーーーっ! って事は、二人は付き合ってるの?」
「…………….」
「ちゃんと答えないとお母さんに言っちゃうからね」
「なんで母さんに言うんだよ」
「だってお母さん私が帰る度に言うんだもん。健吾が結婚しない健吾か結婚しないって! 彼女が出来たって聞いたらそりゃあもう大喜びだよ! その彼女が有名小説家だなんて知ったらびっくりして倒れちゃうかもね」
真麻は楽しそうにケラケラと笑う。
「おいっ、まだ言うなよ! 絶対に言うんじゃないぞ! 言う時は自分の口でちゃんと言うからお前は絶対に言うなよ、わかったか?」
「えっ? って事はやっぱりリサ先生と付き合っているのね?」
真麻は目をうるうるさせながら期待を込めて兄を見つめる。
「うん、まぁそうなのかな?」
「そうなのかなって何よそれ! どういう状態?」
「いや、正式につき合っているという感じではないのかな?」
「何それ? ダメじゃん。付き合いたいならちゃんと付き合って下さいって言わないとー」
「…………」
「こらっ、黙るな! 折角可愛い妹が親身になってアドバイスをしてるのにー」
「わかってるよ」
「今まで散々女遊びしてきて今さら何やってんの? 中学生の初恋とかじゃないんだからねっ! 女はねーちゃんと言ってくれないと不安になる生き物なんだよ! 好きな女を不安にさせる男なんて最低、ちゃんとしろっ! じゃないと誰かに取られちゃうよ! リサ先生は美人で才能もあって凄く素敵な女性なんだからねっ」
真麻は興奮して捲し立てた。
「わかったよ」
「本当にちゃんとしてよ! 私、リサ先生がお兄ちゃんのお嫁さんになってくれたらって凄く期待してるんだからね」
「わかったわかったはいはいわかりました! 俺は今からトレードするんだからもう帰れ! 真麻ちゃんさようならぁー」
健吾はそう言いながら真麻の背中を押して玄関へ連れて行った。
真麻は不満気にふてくされた顔のままじゃあねと言って帰って行った。
「誰かに取られちゃうか、それはまずいな」
健吾はそう呟くと何かを考えながらしばらくその場に佇んでいた。