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第1話を読んでいただいてありがとうございます。 第1話のタイトルを入れ忘れたため、ここに書いときます。 第1話 彼女との再会
君島奈緒「政ちゃんはさ、将来の夢とか決まってるの?」
本田直政「ううん、まだ決まってないよ。」
君島奈緒「私はね、将来、………になりたいんだ。」
本田直政「へぇーいいね。」
君島奈緒「うん、ありがとう。」
彼女の名前は、君島奈緒……
中学2年生の時に転校してきた。
ただし、自分は知っていた……
それは、保育園からの幼なじみだから。
1年前
親友A「なぁ、政?知ってるか。」
本田直政「何を?」
親友A「今日、転校生来るらしいぞ。」
本田直政「ガチか?」
親友A「ガチ!」
先生「おーい、お前ら座れー!
今日は、転校生が来た。入りたまえ。」
君島奈緒「い、茨城県から来ました。君島奈緒です。よろしくお願いします。」
先生「よーし、席は……直政のところが空いてるな、よしそこに座ってくれ。」
君島奈緒「はい。」
先生「よーし、今日は2年生の始まりでもあるから、自己紹介でもするか!」
親友A「先生〜何寝ぼけているんですか!」
先生「あ〜そうだった!今日は2年生の2学期の始まりだったな!」
君島奈緒「ねぇ、君?名前教えてくれない?」
本田直政「え?おれ?」
君島奈緒「うん。」
本田直政「本田直政だけど?あだ名は政。」
君島奈緒「え?政ちゃん?」
本田直政「やっぱり、奈緒ちゃんだよね?」
君島奈緒「うん、そうだよ!!」
本田直政「久しぶり。元気にしてた?」
君島奈緒「うん!」
先生「何だ、お前達、知り合い同士か!」
本田直政「あ、はい。」
先生「急に冷静になるな。」
君島奈緒「政ちゃん。久しぶり。」
本田直政「奈緒ちゃん。久しぶり。」
君島奈緒「政ちゃん!保育園ぶりじゃない?」
本田直政「そうかもしれないね。」
君島奈緒「政ちゃんは、変わらないなぁ」
本田直政「そういう奈緒ちゃんだって変わってないよ。」
君島奈緒「ねぇ、そういえば上島蒼空君って、今どこにいるの?」
本田直政「…………知らない」
君島奈緒「え?保育園の時によく遊んでたじゃん!」
本田直政「蒼空は………2年前に殺された」
君島奈緒「な、何で………」
本田直政「知らない………」
2年後
君島奈緒「政ちゃん!遅いじゃん。」
本田直政「ごめん。遅れた」
君島奈緒「早く行くよ!」
本田直政「全く、同じ高校に入ると知ってたのか?」
君島奈緒「知ってたよ!」
本田直政「が、ガチで?」
君島奈緒「うん!」
先生「君島奈緒!」
君島奈緒「はい!」
先生「本田直政!」
本田直政「はい。」
君島奈緒「政ちゃん……私さ……」
本田直政「何?話したい事があるって言われて……ここに来たけれど?」
君島奈緒「政ちゃんの事がずっと……でした!」
本田直政「えっ?」
君島奈緒「ごめんね。突然そんな事言って。」
第1話 END