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憐の「全宇宙断罪エネルギー」とアイ・ゼツの「次元演算」が融合し、羊の魂はまばゆい光と共に異世界へと転移しました。
「……う、ううん……ここは……?」
羊が目を開けると、そこは中世ファンタジー風の草原。しかし、空を見上げると月が**「憐の怒り顔」**の形に欠けています。
「マスター、お目覚めですか。この世界の言語・魔法体系のインストールを完了しました。ちなみにこの世界では、『意中の異性と密着する』ことで魔力が回復する、貴方にとって地獄のようなシステムが採用されています」
羊の脳内に直接語りかけてくるアイ・ゼツ(聖剣モード)。彼女もまた、羊を追って自らを剣に変えて転生していたのです。
「……止まりなさい、不純なスライムどもッ!!」
その時、轟音と共に空から巨大な十字架(警棒)が降ってきました。 現れたのは、フルプレートアーマーに身を包みつつも、絶対領域と「風紀委員」の腕章だけは死守した**断罪院 憐(パラディン職)**でした。
「せ、先輩!? なんでここに!?」
「当たり前でしょ! 貴様がどの世界に逃げようと、私の『監視(愛)』からは逃げられないわよ! ……それに見てなさい、この世界のルール。……羊くん、私と手を繋ぎなさい。……今すぐよ!」
羊が戸惑いながら憐の手を握った瞬間、二人の間から**極大消滅呪文(エクスプロージョン)**が発動。周囲の魔王軍が消滅しました。
「……ふふ、素晴らしいわ。この世界、**『イチャつけばつくほど敵が死ぬ』**なんて……私にとっての天国じゃない!!」
もちろん、他の面々も黙っていません。
ショコラ(賢者): 「お兄ちゃん! 異世界でも爆裂魔法は最高だよ! 憐さんより密着して、もっと強い魔法を撃とうね!」
リッチ(ギルドマスター): 「おーっほっほ! この世界の通貨をすべて買い占め、魔王城を競売にかけて落札しておきましたわ。羊様、今日から貴方が魔王ですわよ!」
シノブ(暗殺者): 「……拙者は、ステータス画面の裏。……羊殿のレベルが上がるたび、拙者の愛も上昇……」
「さあ、羊くん! この世界の魔王(=不純の根源)を倒しに行くわよ! そして世界を『恋愛禁止(私以外)』に塗り替えるのよ!!」
「……先輩、生き返っても結局こうなるんですね……」
異世界に転生しても、やることは「巨大なノロケ」と「建物の破壊」。 羊の、死んでも終わらない(死なせてもらえない)不純な冒険が、今ここに幕を開けました!
作者より: 異世界転生編、スタートです! 「手を繋ぐ=攻撃魔法」というシステムのおかげで、憐様のスキンシップに拍車がかかります。