📩 相談
高校二年生・仮名:Sさん
休日も眠れず、スマホゲームを夜中まで続けてしまいます。
“やめなきゃ”って思うのに、画面を閉じると急に不安になります。
次の日の学校のことを考えると余計に眠れなくて、
朝には頭がぼんやりして、何もしたくなくなるんです。
遥
「……寝れない夜って、妙に現実が近く感じるんだよな。
静かすぎて、自分の考えしか聞こえなくなる。
だから、ゲームとか動画に逃げるのも分かる。
“動いてる何か”があるだけで、心が落ち着くんだ」
蓮司
「“スマホをいじってる時間”って、現実を止めるための時間なんだよ。
それ自体が悪いわけじゃない。
でも、眠れない夜が“当たり前”になってくると、
今度は心の方がどんどん鈍くなってくる」
日下部
「……無理に“やめよう”って思うより、
“どうして眠れないんだろう”って方を見つめたほうがいいかもな。
心が落ち着かない夜って、たぶん何かを抱え込んでる証拠だ。
眠れないのは、弱いんじゃなくて、守ってるからだよ。自分を」
遥
「“眠れない夜”を責めるより、
“眠れなかった朝”を優しくしてやるほうがいい。
ギリギリで起きてもいいし、ぼんやりしててもいい。
そうやって自分をゆるめていかないと、
いつか“起きること”自体が怖くなる」
蓮司
「心の不安って、夜に膨らみやすいんだよ。
昼は人がいて、音があって、気が紛れる。
でも夜は全部消える。
だから、何かに“つながってる”感じを求めるのは自然なこと」
日下部
「……眠れない夜を、ひとつの“逃げ場”にしてもいいと思う。
ただ、“帰れる場所”も一緒に作っとけ。
朝に戻るための小さな習慣とか、
好きな匂いとか、静かな音とか。
夜に沈みすぎないように」
🗝 三人からのことば
遥:「眠れない夜があってもいい。朝を迎えようとする気持ちが、もう希望だ」
蓮司:「スマホを離すことより、自分を責めないことのほうが大事」
日下部:「眠れない夜は、心が何かを守ってる証拠。無理に閉じなくていい」
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