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高校二年生・仮名:Nさん
友達が盛り上がってる話題に、うまく入れません。
みんな笑ってるから、自分も笑うけど、心の中では“何がそんなに楽しいんだろう”って思ってしまいます。
話を振られても、何て答えればいいのか分からなくて。
“つまんない人”って思われるのが怖くて、ただ笑顔で頷くしかできません。
そのうち、笑うのも疲れてきて……。
気づいたら、輪の中にいても、ひとりでいるみたいな気分になります。
遥
「……分かる。
“楽しそうにしなきゃ”って思うと、どんどん何も感じなくなるんだよな。
話題に入れないってだけで、置いていかれた気がしてさ。
でも、無理して笑ってると、自分の感情の方が置き去りになる。
“なんで笑ってるんだろ”って、ふっと我に返る瞬間、あるよ」
蓮司
「無理に輪に入らなくてもいいと思う。
“話を合わせる=仲良くする”ってことじゃないし。
ほんとに自分が落ち着ける人とは、無理しなくても繋がっていられるもんだよ。
笑えない時に無理して笑うより、黙ってそばにいる優しさもある。
それを分かってくれる人が、本当の“友達”だと思う」
日下部
「……“分からない”って感覚を、恥ずかしいと思わなくていい。
人って、それぞれ“楽しさ”の感じ方が違う。
Nさんが輪の中で違和感を覚えるのは、感性が鈍いんじゃなくて、“自分の心”をちゃんと感じ取ってる証拠なんだ。
それを見失わないで」
遥
「笑えない日があるのは、ちゃんと生きてる証。
無理に明るくしなくても、静かなままでいい。
“分かんないけど、そばにいるよ”って、それだけでも十分なんだ」
蓮司
「“楽しめない自分”を責めないで。
それって、自分を守るための感覚でもあるから。
無理して輪に合わせるより、自分のペースを取り戻していい」
日下部
「……笑うことを怖がる夜もある。
でも、無理に笑わなくてもいい。
“分からないまま”の自分を、少しずつ受け入れていけばいい」
🗝 三人からのことば
遥:「無理に笑うより、黙ってる優しさもある」
蓮司:「“楽しめない自分”を責めなくていい。心のペースを守れ」
日下部:「“分からない”を恥じずにいられたら、ちゃんと自分を感じられる」