テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「じゃあ、次そこに横になってください」
「あ……うん……」
女の子の指示に従って、横になった。これってちょっと恥ずかしいかも。でも、子ども達は平気な顔でポーズの要求を続ける。そして……
「はい、じゃあ今度は足を開いて」
「う……うん……」
言われるままに足を開いた。これってかなり恥ずかしいかも。アタシは赤面しながら、恥ずかしさをこらえてポーズを続けた。
ヌードモデルのアタシは、当然丸裸なわけだ。そして足を開くと、これまた当然アソコが丸見えなわけで……。女の子たちは真剣な目でじっと見ながら絵を描いている。これはこれで恥ずかしいんだけど、男の子たちの方は、私の方を見て、ときどき友達と耳打ちをしてクスクス笑っているのが見える。
男の子たちの視線を感じるたびにアソコがきゅ~ってなるのがわかる。アタシは赤面して、もじもじと足をすり合わせるしかなかった。
「よし、じゃあ、小道具持って来て」
「はい」
部長らしい女の子が支持して、別の子が何かを取りに行った。しばらくすると、その子が鎖を持って現れた。
「えっ、あの……」
「私たち、『縛られたアンドロメダ』という、ギリシア神話をテーマにした絵を描きたいんです。だから、この鎖で縛らせてください」
「でも……、あの……」
「はい、じゃあ手を後ろに回して」
「う……」
アタシは言われるままに両手を後ろ手に回した。すると他の子がアタシを鎖で縛り始める。縛られて身動きが取れなくなると、さすがにちょっと不安になる。
「あ、あの……」
「大丈夫です。痛くしませんから。ほら、足も開いて」
「え……でも……恥ずかしいし……」
そう言っている間にも、別の子は足を開かせる。こうしてアタシは完全に身動きできなくなった。
と、そのとき、突然教室のドアが開いて、
「えっ、なにこれ、何してんの?」
どうやら、美術部以外の子ども達らしい。いきなり入ってきた子達は、縛られたアタシを見て大騒ぎを始めた。
「なんで裸の女がいるの? 何? なんかのプレイ?」
「違うわ、これは美術部の立派な活動よ」
「ふーん。じゃ、俺たちも見学していい? おーい、みんな、こっちこいよ、おもしろいもんが見れるぞ!」
すると、あっという間に美術室に子ども達が集まってきた。そしてアタシを見て口々に言う。
「うわ~、すげえ」
「なに? 縛るの?」
「なんかエロいね~」
みんな好き勝手に言っている。アタシはもう恥ずかしくて死にそうになっていた。けど、縛られているから隠すこともできないし……。
「ねえ、オ・ニーして見せてよ」
「え?」
子どものひとりがとんでもないことを言った。アタシは驚いてその子を見る。
「ねえ、オ・ニー見せてよ~」
他の子も言う。
「やだよ、そんなの……」
さすがにそんな要求に答えられるはずがない。アタシは拒否した。けど……
「え~、いいじゃん、見せてよ~」
「ねえ、見せてよ~」
子どもたちは口々に言う。「そうだ、見せてよ」
「おれ、女のオナニー見るの初めて!」
「ねえねえ、やって見せてよ。エロいやつ」
そんな声があがる。子どもたちは目をきらきらさせてアタシを見ている。これは……逃れられないかも……。どうしよう……
「ほら~、みんな期待してるんだよ」
子ども達はますますアタシに迫ってくる。うう……しょうがないかな? ここで見せたら少しは満足してくれるかもしれないし……。(続く)