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「理解した。いつまでにユリアスに手渡す必要がある?」
「俺の希望としては、おそらく彼の希望としてもそうですが、できるだけ早くです。でもユリアスと先生が非公式に会う予定がもしあれば、直接彼と話すべきかもしれませんね。もしあれば、の話ですが。」
「…どこまで知っているんだ、ジョー・アルヴィアン?」
「不定期ではあるが土曜日にユリアス王子が保有する屋敷に先生が訪問する予定なのは知っています。残念なことに訪問の目的までは分かりませんが。」
俺はそう言って微笑む。ジョー・アルヴィアンに対して隠し事をする?嘘をつき続ける?それをすることは現実的じゃないように感じられる。その観点では保守主義者や伝統主義者の意見は正しいのかもしれない。ジョー・アルヴィアンは悪魔だ。それは疑いの余地がない。だからこそ俺はいつだってうまくやっている。そして今回もそうなる。