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山神「ぇ”ッ?!フラれたのッ?!」
フミ「まぁじかぁ……」
星川「んー…なんか星川も分かんなくなっちゃったっ笑」
2人はがっくりと肩を落として慰めてくれるが
星川はもう恋愛として見てないので正直もういい
山神「はぁぁ……トリプルデート無理かぁ…」
星川「ダブルデートで満足でしろよ笑」
フミ「いやいや折角ならさぁ〜?」
星川「まぁ、この夏終わったら外国行くし?夢見すぎ!」
フミ「ぅ”っ…」
山神「グハッ…」
2人は悲しむでも憐れむでも無く
楽しく、茶化してくれようとする
だけどやっぱり悲しみは隠しきれてない
星川「まっ、外国行っても星川達は友達だからっ!」
フミ「それは当たり前」
山神「あったりめぇ」
星川「ぁ”ははははッ!」
フミ「えぐ」
星川「は?」
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甲斐田「パクッ…」
星川さんは友達と話しているみたいだから
1人でベンチに座ってかき氷を食べる
長尾「かき氷いいなぁ〜」
弦月「景くん奢って?」
撤回、全然1人じゃない、てか騒がしい
うるさい
長尾「てか、お前フったの?」
甲斐田「ブフッ?!」
長尾「あーいや別に責めてる訳じゃないからな?」
いやそんな事は流石に分かるが唐突すぎるだろ?!
喉いった?!
弦月「…流石ノンデリ」
長尾「う”ッ…」
長尾「ま、まぁ…ちょっと気になっちゃって」
甲斐田「…」
なんて言えばいいのか分からないが
とりあえず全部話せばいいのか?
だけど星川さんの事も色々あるし…
甲斐田「まー…なんていうか」
甲斐田「好きじゃ無いのに、期待させるのもってな」
長尾「おー」
弦月「しっかりしてんねぇ?」
甲斐田「当たり前だろ」
なんだか高校生だからってガキだと思ってないか?
もう「高校生」だぞ?!ゆうて3歳差ッ!!!
弦月「あ〜ほっぺ膨らませてる〜笑」
つんっとほっぺを刺されるが
もう突っ込む事もやめた
突っ込んだら胃が疲れる
長尾「ハハッ…ガキやん?」
甲斐田「んーふふッ笑、殺すぞ?」
弦月「ははははッ笑笑」
3人でそんな事を喋っていると
星川さんに呼ばれる
長尾「いってきな」
甲斐田「うん」
星川さんに呼ばれた所は、あまり人目のつかない所
え、なに?今から殺される?
なんて有り得ない事を心の中で考えながら
星川さんの後についていく
星川「ねっ、甲斐田」
甲斐田「なに?」
星川「星川がさ、外国行く日さ」
星川「甲斐田、空港まで一緒に来てよ!」
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