都心の美しい夜景の明かりが差し込んでいるベッドルーム。
微かに青白く染め上げている互いの身体。
豪は、奈美をダブルベッドにそっと横たわせ、華奢な首の下に腕を通し、徐に抱きしめた。
触れるだけのキス、奈美の小さな唇を食むキスを繰り返していく。
彼女は、先ほどの激しいセックスの余韻が残っているのか、唇をうっすらと開き、瞳をトロンとさせている。
奈美の唇から頬、首筋へと豪の唇を這わせていき、空いた手で双丘を優しく撫で回す。
彼女の身体を労わるように、繊細な宝飾品に触れる気持ちで、時間を掛けて丁寧に彼女の身体を愛撫した。
豪は、愛しい奈美を、身体中の至る所に触れながら唇を滑らせ、乳房の尖端、まだ濡れそぼっている敏感な花芽にはリップ音を立たせた。
「んっ…………あぁっ……はぁっ……」
小さく吐息を零し、微かに震わせる白皙の肢体。
奈美の膝を立てて脚を開き、秘部に顔を埋めると、先ほどまで豪の肉杭を咥え続けていたせいか、膣口は微かに開いている。
裂け目を舌先で緩慢になぞらせた後、膨らみ始めた赤い蕾を舌先で柔らかく転がしていくと、奈美は息を吹き返したように喘ぎ出した。
「あんっ…………ううっ……はぁっ…………ああぁっ」
彼女の艶声に、彼の肉塊も覚醒し、硬度と熱を帯び始めた。
「ごう……さ……ん…………気持ちいぃ…………はうっ……んっ」
「奈美……気持ちいいのか?」
彼女が微笑みながら、首を縦に振る。
いやらしく感じやすい宝珠を、丹念に舐めしゃぶりながら腕を伸ばした。
柔らかな両乳房を優しく揉み上げると、奈美は身体を捩らせ、彼の剛刀は更に硬直していく。
「奈美。挿れていいか? 奈美も疲れているだろうし、激しいセックスはしないから……」
「私も…………まだ豪さんを……感じていたい……」
アーモンドアイを潤ませ、切なそうに豪を見上げた。
彼は、事前に仕込んでおいた避妊具を枕の下から取り出し、装着させる。
「奈美。挿れるぞ」
豪は彼女を見下ろしながら、ゆっくりと挿入していった。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!