「また、一緒に遊ぼうね……!」
この世界では1年に1度だけ死後の世界と生きている世界とを繋ぐ橋が、自分が死んだ日にかかる。
「那月……!どうだった?」
「んん〜、なんか凄かった…!私が生きてた頃とは全然違ったよ〜!楽しかったよ、莉都も行ってみたら分かるよ…!」
那月、この子は私と同じ中学2年生の女の子、那月は不良否事故によって命を落とした。那月とは死後の世界で出会った私がやってきた初日に゙天使゙という死んだ後に会う人物に゙君と同い年で君と凄く気が合いそうな子が居るから連れくてるよちょっと持ってて〜゙と言われそこで連れてこられたのが那月だった。天使の言う通り那月とは人目見ただけですぐに仲良くなった。那月と私ば地雷系゙という服装に身を包んでいるからかすぐに仲良くなった。
「そっか〜!いいな、私も早く行ってみたいよ〜!」そう私が言うと那月はそうだね!と言ってくれた。私が死んだ理由は実は言うとまだ分かっていない。皆は死後の世界に来たらまず初めに天使にどういう理由で死んだのかを知らされそれで内容が合っているかの確認をされる。那月もそうだったらしいけど……私だけ何故か分からない…。天使は私に自殺にて死亡___っと、で、理由は何……?書類に書いてないんだよね〜君の自殺した理由が、申し訳ないんだけどさぁ〜……教えて貰ってもいいかな…?そう初めの頃に私に聞いてきた。初めは何をこの人は言っているのだろうかと頭にはてなマークしかなかったが死んだ理由……それがあちら側に情報が行き届いてない…?それはあってはならないこと。天使が居ない時に那月に聞いた話。それを思い出し思った。那月は私に私は事故で亡くなったんだ〜、もし、莉都がいいならでいいんだけど……莉都はなんで死んだの……?そう聞かれ私は死んだ理由、それを思い出せなかった。思い出せない……そう那月に言った時那月はえっ!?と凄く驚いていた、後に聞いた話によると…
ここの世界に来る前までの記憶は誰しもが持っている、それは勿論、死んだ理由。それも覚えているのが普通。だから、記憶がない……ということはありえないこと、でも那月は1度だけ記憶が一部だけないという子に出会ったことがあったと言っていた。その子が全ての記憶を思い出した方法が自分が亡くなった日に自分が仲の良かった子、亡くなった場所、とにかく色々なところに行った結果記憶を思い出したらしい……。でも、私の場合は記憶の一部、ではなく全てがない状態、勿論名前などの個人情報…?的なやつは覚えてはいる……!
でも、一番の問題……それは………
死んだ理由……それが分からないと私は完全に成仏することが出来ない!でも、完全に成仏しなくても天国、地獄、天国と地獄の境、この3つは行ききが出来るらしい。死んだ理由にもよるけど私の場合は自殺、それに私は単なる中学生だから大丈夫!那月に聞いた話によると生きていることに何をしていたかによっては行ききは許されていないそう。
だからそれと言って困ることなどは無いけど……成仏が出来ていないと下界に降りることが出来ないそう。勿論1年に1度は降りることはできるけどきちんと成仏している人達は夏休みなどの長期の休み、イベントの日は下界に降りることが出来るけど成仏していないとそれは出来ないし、一応こちらの世界でも生きていた世界と同じようにお店がいっぱいあるお店に行くのもきちんと成仏していないと無理らしい。
だからなるべく早くに下界に降りて自分の死んだ理由、それを思い出さなきゃいけない!
と、そんなことを考えていると那月がどうしたの…すんごい顔してるけど……と声をかけてきた。私、今どんな顔してたの……!めちゃくちゃ気になりながらも那月に大丈夫だよ、少し考え事してた。と言い那月とは別れた。
那月はいいなぁ〜!まぁ、私も、もう時期で下界に行くことが出来るんだけどね〜!
9月1日、後1週間後……!めちゃくちゃ楽しみ!
1週間何して過ごそうかなぁ〜、なんて考えていると後ろから声を掛けられた私は振り向くとそこにば悪魔゙が居たもう、それはそれはめちゃくちゃ顔面がイケメンで少しゴツイ…?感じの男の人……以下にもアイドルかのような顔面の出来……
素晴らしい……。
すると悪魔は私に
「おい、何をニヤニヤしながら見ている。人の話を聞いているのか。」と少し不機嫌そうに私に問いかけてきた。
私はえっと、あの、少し驚いてしまい話していた内容…その…覚えてないです…。と応えると悪魔は
そんなことだろうと思ったと言った。少し失礼だ。今のは、侮辱では無いのか……?と疑問を抱いた。
悪魔は「お前は1週間に下界に降りる、本来なら自分の生きていた場所で楽しんでくるといい。そう言うのが普通ではあるがお前の場合は死んだ理由。それを思い出すこと、後これは出来ればでいいが……なぜ記憶を失ったのかも分かると上出来だ。悪いが頼んだ。」
思いの外悪魔って性格いいんだなぁ〜、なんて私は思った。基本的皆、゙悪魔゙と聞いたら意地っ張りで自己中のイメージがあると思うでも、ここの悪魔は凄く優しい感じがある。
まあ、私のイメージしていたような人じゃなくて良かった。私は悪魔にいえ、私自身も自分の死んだ理由、気になりますのでお気遣いなく。と答えた。
悪魔はそうか、と答え消えた。
悪魔は天使とは少し違う消え方をするんだ……。
天使は消えたあとラメ?のようなオーラが少し散っているけど悪魔の場合は消える時にオーラが体の周りに出てきてオーラと一緒に消える。どちらであっても神秘的ではある……!
私が下界に行く日まで後6日、今日は那月が天国にある有名店、アーニャというイタリアンのお店のお持ち帰りを買ってきたくれた。那月はこの前友達と食べに行ったらしいその時に驚くほど美味しかったのだとか……。那月は私にボロネーゼを買ってきてくれた。見た目は普通のボロネーゼだったけど味は全然違かった本当になんか口に入れた瞬間にボロネーゼの風味がブワッてっ!来る感じで本当に美味しかった。ご飯を食べ終わった後私は図書館に行った図書館は天国の中央近くにあるけど天使が図書館ぐらいは行きたいでしょと気を使ってくれて図書館だけは行き来を出来るようにしてくれた。今日は図書館で私と同じような子が居たことがないか調べることにした。居たとしたらその子がなぜ記憶をなくし、どうやって思い出したのかも書いてあるだろう。そう思い調べることにした。この調べる作業がまぁ〜、長くて……なんだかんだ言って3日を調べ物に継ぎ足した。でも、私と同じような子は1度も来た事がなかったぽい……。頑張って調べたのに。
私が下界に行く日まで後5日、今日はやっと図書館の行ききも無くなったから一日中爆睡……。
私が下界に行く日まで後4日。
今日は新しい友達が出来た。天使に似た顔をした男の子が一人の女の子の対応をしていた。私は那月にあの男の子と女の子誰だろうねと聞くと那月は「あぁ〜、知らない?あの男の子は天使の弟の天っていう子、あの女の子は誰だろうね?新しく来た子じゃないかな…?」と那月は説明してくれた。この世界でも亡くなった人たちの対応をする人達にも一人一人名前があるらしい。
あとから聞いた話によるど天使゙ど悪魔゙私がよく会う人達はこの世界では有名らしい若くして中々いい席、良い成果を納めている凄い人らしい。だから一部では私の事゙ビッヂという噂が流れてるんだとか……。そこら辺は向こうとは変わらないんだなと思ったけど……そういう人は本当に一部でほんの3~4人らしい。向こうよりはマシかな。まだ、
私が下界に行く日まで後2日でやっとこの前見た女の子と話すことが出来たそれまでは本当に遠回しに那月と一緒に拝見?してただけだから少し嬉しい。女の子の名前は沙璃奈というらしい。沙璃奈も私たちと同じように地雷の服装に身を包んでいる。ここら辺の業界はもう皆友達みたいな感覚があるからかすぐに仲良くなれる。本当に素晴らしいと思う。そういうところは。
沙璃奈は自殺らしい理由は好きだった人が死んだかららしい。1年前に自殺でなくなったそう。それ以外は聞くのは少し非常識かなと思い問いかけはしなかった。沙璃奈の性格は本当に明るくて自分が違うと思ったことや自分の意見を貫き通せるような純粋で人重いな明るい本当に優しい子。友達が増えて凄く嬉しい日になった。
私が下界に行く日まで後1日、今日が最終日。
那月と沙璃奈が私の為に天国と地獄で有名なお店の食べ物を全て買ってきたらしい……本当に行動力が凄すぎる……。見習わなきゃなと考えている今この頃。明日午前1時に天使が私の元にやってくるらしい。それまではもう少しここでゆっくりて言っていいと天使が言っていた。
だから今日は那月と沙璃奈と今日はゆっくり過ごそうと思う。今日は2人とお泊まり会をする予定。
午後8時、那月と沙璃奈私合わせて3人で恋愛話をすることになった……。私は恋愛の経験がないから聞くだけになってしまうけど……
「じゃあ、皆の好きなタイプとか!なになに〜!?」
と那月が楽しそうに話している。那月は恋愛話が好きらしくよく女子同士でお泊まり会などの時は決まって恋愛話を始めるんだとか……。
すると沙璃奈が珍しく少しおどおどしながら
「私、実は女の子が好きなんだよね。初めて好きなった人も女の人でさ女の人でもいいならタイプの子は少ししっかりしてていつも周りの子が困ってたらすぐに助けてあげるような子がタイプなんだ。」と言った。意外だった。別に同性愛者に対する偏見などはないからそこら辺はどうとも思わないけど沙璃奈が真面目ちゃんがタイプだと言うのが意外だった……!少しチャラい?ギャル系が好きなのかと思ったら…?!まさかの真面目ちゃん……?!意外だッ、
すると那月は私の気持ちなどは察しず
「えぇ〜!?沙璃奈真面目ちゃんがタイプなの!?意外すぎるんだけど」と言い放った。
那月は凄くいい子ではあるけど所々抜けているせいか人の気持ちを察すことは苦手らしい。
すると沙璃奈は「意外って何……?」と少し怒って問いかけていた。
それからはただただ、那月と沙璃奈が言い合いをしていた。仲がよろしい事で何よりです。そんなことを考えているとまた那月が突拍子のないことを言い出した。
「ねぇ、ババ抜きしよ!負けた人は誰かに告白!または……んん〜、特になし!負けた人は誰かに告白ね!」と言い出し周りの意見は聞かず、ババ抜きの準備を始めた沙璃奈は全然嫌そうな顔をしなかったので特に止めることはしなかった。
けど、その判断が間違いだった…………
ババ抜きで負けた。見事に負けた。2人が強すぎた…。2人が悪い。
すると那月と沙璃奈があぁ〜でも、莉都は明日から居ないから……そうだな、1週間帰ってきた時に告白ってことにしよ!といいだし決まった。
その後はみんなでわちゃわちゃした楽しかった。
私が下界に行く日。9月1日午前1時。天使が私の前に現れ私に放った言葉は_____
コメント
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出来れば小説を書く際の参考など欲しいのでもう少しここをこうするといいなどがあれば言って頂けると幸いです。 また、言って頂いたアドバイスは出来る範囲で参考にさせて頂きたく思っております。 勿論、良かった点などあればそちらも書いて頂きたく思います……!めちゃくちゃ2話の出来が上がると思います…!(強制的に上げさせますww)