数か月離れていたけれど、部署でやることは変わらず、すんなりと仕事をこなすことができた。
むしろ、宝条さんの秘書をやっていたおかげか、自覚してしまうほど以前よりスピードも確実性も増していた。
「鈴木課長、新規事業の予算をチェックして経理に回しておきました。あと、人事から有給消化の催促と人数の過不足報告の依頼を受けてます。それから、これをどうぞ」
緑茶の入った湯呑みを課長のデスクに置く。
「おー、助かる助かる。他部署のやつは今すぐにやらなくちゃね。そのためにも……ん、うまい! もう一杯!」
「一口しか飲んでないじゃないですか。たしかに苦みを多く出してしますけど」
「いやあ、私の好みを理解して、それを再現できるのは三上君だけだからねぇ。さらにレベルアップして美味しさもたくさん出ているよぉ」
「修行に出た甲斐があったというものですね」
それから少し談笑し*********************
*************************
*************
*****
*********************
****************************
**************
**************************
コメント
1件