あれから一ヶ月、先輩ともろくに口を聞かないまま、また連合たちと会う日になった。
🇺🇸「hi、!日帝!決心はついたか?」
少し嬉しそうな口調で話しかけてくる。
そんなに嬉しい事なのかと、軽く思っていた。
☀︎「….まぁな、」
🇺🇸「よし!、ならこの契約書にサインしてくれ!!」
私はペンをとってそれにサインしようとした。
先輩。最後まで憧れていましたよ。
本当に申し訳ない。
先輩ののひたむきに頑張る姿が脳裏に浮かんだ。
その時だった。
会議室のドアが勢いよく開いた。
???「お前らに日帝は渡さない!!!」
周りは騒然とした。
🇺🇸「おいおい、面倒はごめんだぞ。」
「 ” ナチス ” 」
驚いた。
何故ここに?
何のために?
どうして俺を?
卍「お前ら如きに、私の同盟国を渡すと思うか。」
🇺🇸「別に良いじゃねぇか、日帝もいいって言ってるんだ。好きにさせろよ。」
訳がわからなかった。
俺を迎えに来るんだ?
何も言わなかったのに。
☀︎「何故、先輩が…」
🇺🇸「日帝は下がってろ、奴は本気だ。」
卍「私の日帝を返してもらおうか。」
少し怖かったな。
米国の目をきつく睨んで。
あんな顔見た事がない。
卍「日帝をさらって、何をするつもりだ。」
「まさか……、まぐわいでもさせるんじゃないだろうな。」
🇺🇸「さぁな。ノーコメントで。」
我に帰った俺は直ぐに契約書の裏をよく見た。
それには凄い事が書いてあった。
1、日帝は連合国の属国として扱う。
2、なお、その優先権はアメリカが持つとする。
3、日帝の扱い方は特に規制しない。
それから、とても小さい文字で、下に..
※以上の事で日帝に拒否権は一切無いものとする。
騙されるところだった。
危うく、連合国の奴らに、やられるところだったのだ。
🇺🇸「あーあ、バレちゃったか。」
「せっかく俺のものになると思ったのに。」
鼓動が速くなる。
ここから出たい。
逃げたい。
またもや間違った。
米国が俺に歩み寄る。
逃げないと。
足が動かない。
先輩は既に取り押さえられている。
卍「ふざけるなッッ!!!、触るな!!アメリカ!!!」
ジタバタと暴れる先輩。
☀︎「ひっ…、」
🇺🇸「こうなったのも日帝のせいだぞ?」
「責任とってもらおうか。」
刀を抜こうとした頃にはもう遅かった。
🇺🇸「さぁ、俺の属国になれ。」
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