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「もしかして、その彼とヤッちゃった?」


唐突な質問に、奈美は飲んでいた烏龍茶を、母の顔面に向けて盛大に吹きそうになったけど、何とか堪える。


焦りながら口の中の烏龍茶を、何とか飲み込んだ。


「おっ……お母さん! ストレートに言い過ぎだし!!」


昔と変わらず、母は時々、恋バナから派生する下ネタ系もオープンに話す。

「だって、恋愛にエッチは付き物でしょ?」


「まぁそうなんだけどさ。ご期待に添えず申し訳ないけど、エッチはしてないよ」


「何だ、つまんないなぁ。エッチはしてもいいけど、避妊はきちんとしなきゃダメよ? 奈美もゴムを持ち歩くつもりでいた方がいいかも。そうだ! 今度、都内にあるコンドゥーマニアでゴム買った方がいいわ!」


母が、あのコンドゥーマニアを知っているとは、驚きしかない。


以前、一度通り掛かった事がある。


色々な意味で、奈美には無縁の世界。


母はいい気分になってきたのか、ロング缶のビールを空けると、台所に向かい、冷蔵庫から二本目を取り出してきた。


っていうか、何だか話が別の方向に行っているような……。




ビールのロング缶の二本目を、豪快にプシュっと開け、グビグビ飲んでる母は楽しそう。


娘の浮いた話が聞けて、楽しんでいるようにも、面白がっているようにも見える。


「奈美が駅前で、その彼が女連れで歩いていたっていうのは、元彼女かもしれないし、あんたは実は二股掛けられていて、彼の本命の彼女なのかしれないし、そこはわからない。けど……」

母はアルコールが回って眠くなっているのか、目をトロンとさせている。


「本当に縁がある人って、切っても切っても切れないのよ。どんなにこちらが切ったとしても、また出会ってしまう。カッコつけた言い方をすれば、運命ってヤツ」


「運命?」


運命って言葉が、何だか胡散臭いって思ってしまう。


酔っ払って出来上がってる母が言うから、そう聞こえるのか?

ただ、それだけの関係……

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