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第2話 記憶処理担当
記憶処理担当の部屋は、いつも静かだった。
時代整理局の中でも、そこだけ音がやわらかい。
足音は床に吸われる。
扉の開く音も、遠くの雨みたいに細くなる。
机の上には回収品が置かれない。
武器もない。
大きな装置もない。
あるのは記録札。
薄い手袋。
小さな記憶具。
それから、使われるたびに少しだけ重くなる沈黙だった。
五十二は、机の前で手袋をはめていた。
薄い茶色の手袋。
指先までぴたりと合う。
強くつかむためのものではない。
乱れた記憶の端に、そっと触れるためのものだった。
扉が開いた。
三百二十が入ってきた。
背中が少し硬い。
初任務を終えても、新人の硬さはまだ抜けていない。
「失礼します」
「どうぞ」
五十二は振り向いた。
三百二十は部屋を見回した。
棚。
机。
記録札。
壁に並ぶ小さな引き出し。
どれも静かで、どれも触れてはいけないものに見えた。
「ここが、記憶処理担当の部屋ですか」
「そう」
「思っていたより、普通ですね」
「普通に見えるようにしてある」
五十二は記憶具を手に取った。
細い棒のような道具だった。
先端に小さな丸い石がはまっている。
色は灰に近く、角度によって水色にも見えた。
三百二十はそれを見つめた。
「それで記憶を消すんですか」
「消す、という言い方はあまり好きじゃない」
五十二は記憶具を布で拭いた。
「遠ざける。薄める。別の場所へ寝かせる。そういう仕事」
「見たことを、なかったことにするんですよね」
「近いけれど、少し違う」
五十二は三百二十の正面に座った。
「人の記憶は、箱じゃない。開けて、取り出して、閉じるだけでは終わらない。糸みたいにつながっている。ひとつを強く引けば、別のところがほどける」
三百二十は指先をそろえた。
「怖い仕事ですね」
「怖いと思えるなら、向いている」
「十八にも同じようなことを言われました」
「十八は、たまに正しい」
三百二十は少しだけ笑った。
机の端に、小さな音が鳴った。
記録札が一枚、浮き上がる。
五十二はそれを取った。
目を通す。
三百二十の表情が引き締まった。
「任務ですか」
「補助が必要」
「僕がですか」
「新人番号三百二十。江戸で未来端末を回収した。目撃者対応は不要と記録」
「はい」
「今回は必要」
五十二は立ち上がった。
「対象時代は明治前期。港町。回収対象は小型気象端末」
「気象端末」
「未来の天気を予測する道具。港の倉庫裏で発見された。回収は完了している」
「では、記憶処理だけですか」
「処理済み」
三百二十はまばたきをした。
「済み、ですか」
「一人だけ、残った」
五十二は記録札を三百二十に渡した。
そこには短く記されていた。
目撃者一名。
少女。
処理後も対象を記憶。
再確認必要。
三百二十は記録札を握った。
「処理が効かない人もいるんですか」
「まれに」
「なぜですか」
「理由はいくつかある。強い恐怖。強い興味。似た記憶との結びつき。処理者の乱れ。対象物との接触時間」
「今回は」
「それを見に行く」
五十二は記憶具を腰に下げた。
「記憶処理担当は、やり直すだけが仕事じゃない」
「では何を」
「残った理由を探す」
五十二は扉へ向かった。
「人の記憶にも、落とし物があるから」
港町は風が強かった。
潮の匂いがする。
木箱が積まれ、縄が揺れ、遠くで船がきしんでいた。
三百二十は町人の服に着替え、五十二の半歩後ろを歩いた。
五十二はこの時代に溶けていた。
灰色の上着も、茶色の手袋も、ここではただの旅人の装いに見える。
「対象の少女は、ミヨ。十歳」
五十二は歩きながら言った。
「父親は港の荷運び。母親は乾物屋で働いている」
「異物はどこで」
「倉庫裏。雨上がりの水たまりのそば」
「なぜそこに」
「漂着した時代旅行者の落とし物らしい。本人はまだ見つかっていない」
三百二十は港の方を見た。
どの時代にも、誰かの忘れ物がある。
それを拾う者もいる。
そして、見てしまう者もいる。
「ミヨは端末を起動したんですか」
「起動した」
「未来の天気を見た」
「明日の大雨を見た」
「明日、本当に降るんですか」
「降る」
五十二の声は静かだった。
「だから難しい」
三百二十は足を止めそうになった。
「処理しても、明日雨が降れば思い出す」
「そう」
「じゃあ、どうするんですか」
「雨だけは消せない」
五十二は角を曲がった。
「消してはいけない」
乾物屋の前に、少女がいた。
茶色の着物。
緑の細い帯。
肩のあたりで切りそろえた髪が、風でふわりと揺れた。
手には小さな布袋を持っている。
店先の干物を見ているようで、目は少し遠くを見ていた。
「あの子ですか」
「そう」
五十二はすぐには近づかなかった。
通りの向かいから、ただ見ていた。
ミヨは空を見上げた。
雲を見ている。
まだ雨の気配は薄い。
港の大人たちは晴れのつもりで動いている。
縄を干し、荷を積み、魚を並べている。
ミヨは布袋を握りしめた。
そして、近くの男に走り寄った。
「明日、たくさん雨が降るよ」
男は笑った。
「お天気読みか」
「ほんとだよ。風も強くなる」
「じゃあ、魚が逃げる前に帰るか」
周りの大人たちが笑った。
ミヨは笑わなかった。
唇を結び、また空を見上げた。
三百二十の胸が少し痛んだ。
「覚えていますね」
「覚えている」
「もう一度処理しますか」
五十二は答えなかった。
ミヨは今度、倉庫の方へ走っていった。
五十二は歩き出した。
三百二十も続いた。
倉庫裏は、人通りが少なかった。
積まれた木箱の陰に、水たまりが残っている。
小さな水面が風で震えていた。
ミヨはそこにしゃがみこみ、地面を探っていた。
「何を探しているんでしょう」
三百二十が小声で言った。
ミヨは水たまりのそばに手を伸ばした。
泥のついた小さな布切れを拾う。
違う。
石を拾う。
違う。
木片をどかす。
違う。
五十二が静かに近づいた。
「何を探しているの」
ミヨが振り向いた。
大きな目が、五十二を見た。
逃げなかった。
怖がりもしなかった。
「昨日の板」
「板?」
「水たまりに落ちてた。触ると、明日の雨が見えた」
三百二十は息をのんだ。
ここまで覚えている。
形も。
場所も。
効果も。
五十二はしゃがんだ。
ミヨと目の高さを合わせる。
「それは、もうここにはないよ」
「知ってる」
「なぜ探すの」
ミヨは布袋を握った。
「もう一度見たいから」
「雨を?」
「うん」
五十二はしばらく黙った。
風が倉庫の壁をなでた。
遠くで鳥が鳴いた。
「どうして雨を見たいの」
ミヨは下を向いた。
足元の泥を指でなぞる。
丸を描く。
線を引く。
それを靴の先で消す。
「お父が、明日の朝に船へ荷を運ぶの」
「うん」
「風が強いと、荷が落ちる。前も落ちた。人も落ちた」
三百二十は言葉をなくした。
ミヨは続けた。
「昨日の板が言ったの。明日は雨で、風も強いって。だから言った。でも誰も信じない」
五十二の手袋の指が、ほんの少し動いた。
三百二十は五十二を見た。
処理。
記憶を遠ざける。
この少女が見た未来の端末の記憶を、薄める。
そうすれば、ミヨはもう探さない。
大人に話さない。
歴史は乱れない。
けれど明日、雨は降る。
風も強くなる。
父親は荷を運ぶ。
「五十二」
三百二十は声を低くした。
「どうするんですか」
五十二はミヨを見たままだった。
「ミヨ」
「なに」
「昨日の板を、他の誰かに見せた?」
「ううん」
「触ったのは」
「わたしだけ」
「板が言ったことを、誰に話した?」
「お父と、乾物屋のおばちゃんと、港の人」
「信じた人は」
ミヨは首を振った。
五十二はゆっくりとうなずいた。
「わかった」
ミヨが五十二の顔を見た。
「お姉さんは信じる?」
「信じる」
ミヨの目が少し広がった。
三百二十も驚いた。
五十二は声を変えなかった。
軽くも、重くもなかった。
ただ、まっすぐだった。
「でも、昨日の板はもうない」
「どうして」
「帰る場所が違ったから」
「帰る場所」
「落ちてきた場所へ戻された」
ミヨは水たまりを見た。
「また来る?」
「来ない方がいい」
「なんで」
「来ると、みんなが困ることがある」
「でも、雨がわかった」
「そうだね」
五十二は手袋を外さず、地面の泥に指で線を引いた。
港。
倉庫。
道。
船着き場。
簡単な絵だった。
「雨がわかることは、役に立つ。でも、その板をみんなが使うようになったら、明日だけじゃなく、もっと先まで変わる」
ミヨはじっと泥の絵を見た。
「変わると、いけないの」
「いい変わり方もある。悪い変わり方もある。けれど、その板はこの町の物じゃない」
「じゃあ、だめなの」
「うん」
ミヨは唇をかんだ。
三百二十は胸の中で思った。
五十二は処理を始めていない。
説得している。
いや、説得とも違う。
記憶を消す前に、その記憶がどこにつながっているか見ている。
ミヨが小さく言った。
「じゃあ、お父はどうするの」
五十二は立ち上がった。
「それは、これから考える」
「お姉さんが?」
「私と、この人で」
三百二十は急に見られて、背筋を伸ばした。
ミヨは三百二十を見た。
「あんまり強そうじゃない」
三百二十は返す言葉に迷った。
五十二が少しだけ口元をゆるめた。
「でも、まじめ」
「まじめなら、雨を止められる?」
「止められない」
「じゃあ」
「伝え方を変えられる」
五十二は港の方を見た。
その後、五十二はミヨの父親に会った。
荷運びの男は、腕の太い人だった。
日に焼けた顔。
茶色の作業着。
額に汗。
声は大きいが、娘を見る目はやわらかかった。
「また雨の話か」
男は笑った。
ミヨはむっとした顔をした。
五十二は横から言った。
「風が変わっています」
男は五十二を見た。
「旅の人か」
「ええ」
「港の風がわかるのか」
「少しだけ」
五十二は近くの縄を指した。
「乾き方が早すぎる。昼に一度、風向きが変わったはずです。雲はまだ薄いけれど、遠くで崩れています。明日の朝は積み荷を遅らせた方がいい」
男の顔から笑いが消えた。
周りにいた荷運びたちも、空を見た。
三百二十は五十二の横顔を見た。
未来端末の情報を、そのまま言っていない。
この時代の言葉に変えている。
この時代の人が信じられる形に、置き直している。
「ほんとか」
「外れても、荷は逃げません。急いで落とすより、半日遅らせる方がましです」
男は黙った。
ミヨが父親の袖をつかんだ。
「お父」
男は娘を見た。
それから、港の仲間を見た。
「明日の朝は様子を見る」
その一言で、ミヨの肩が落ちた。
安心したのだ。
泣きそうな顔なのに、泣かなかった。
五十二は何も言わなかった。
ただ、ミヨから少し離れた。
「これでいいんですか」
三百二十が小声で聞いた。
「まだ」
「まだ?」
「記憶は残っている」
五十二は静かに答えた。
「けれど、形が変わった」
「形」
「怖い秘密ではなくなった。誰かを守るための出来事になった」
三百二十はミヨを見た。
ミヨは父親にしがみついていた。
布袋が揺れている。
夕方になった。
港町の風は冷えはじめた。
五十二と三百二十は、ミヨを小道へ呼んだ。
乾物屋の裏。
人目は少ない。
遠くから母親の声が聞こえている。
ミヨは二人の前に立った。
「また板のこと?」
「うん」
五十二はうなずいた。
「板のこと、少し遠くへ置いてもいい?」
ミヨは眉を寄せた。
「忘れろってこと?」
「忘れなくていい」
三百二十は驚いて五十二を見た。
五十二は続けた。
「ただ、夢みたいにする。はっきりした板じゃなくて、雨が気になった日、くらいにする」
「どうして」
「板を探し続けると、ミヨが危ない」
「危ない?」
「この町にない物を、みんながほしがるかもしれない。ミヨに聞く人が出るかもしれない。だから、板だけ遠ざける」
ミヨは布袋を強く握った。
「でも、忘れたら、またお父が危ない時に言えない」
「今日、言えた」
「でも」
「ミヨが見たのは板だけじゃない。雲も見た。風も見た。お父のことも見た」
五十二はしゃがんだ。
「それは残す」
ミヨはじっと五十二を見た。
「ほんとに?」
「ほんと」
「板だけ?」
「板だけ」
「雨のことは?」
「雨が気になったことは残る」
「お父を止めたことは?」
「残る」
ミヨは長く考えた。
夕方の風が、緑の帯を揺らした。
「じゃあ、いい」
五十二はゆっくりとうなずいた。
「後ろを向いて」
ミヨは素直に後ろを向いた。
三百二十は息をひそめた。
記憶処理は、後ろ側に立って行う。
目を見て奪うのではない。
正面から押しつけるのでもない。
人が歩いてきた道の、少し後ろからそっと整える。
五十二はミヨの後ろ側に立った。
記憶具を手に取る。
先端の石が淡く光った。
水色に近い、薄い光。
五十二の声が低くなる。
「水たまりに映ったものは、夕方の夢」
ミヨの肩が小さく動いた。
「板の形は、遠くへ」
記憶具の先が、ミヨの後ろ髪の近くで止まった。
触れない。
けれど、空気だけが波のように震えた。
「明日の雨を気にしたことは、ミヨの中に」
五十二の指がゆっくり動く。
糸をほどくように。
からまった草を分けるように。
「お父を止めたことは、ミヨの中に」
ミヨの呼吸が落ち着いていく。
「不思議な板は、遠くへ」
風が止まった。
三百二十は、目の前で何かが消えていくのを見た気がした。
けれど、消えたのではない。
濃かった輪郭が、夜の向こうへ下がっていく。
そんな感じだった。
五十二は記憶具を下ろした。
ミヨはゆっくり振り向いた。
目が少し眠そうだった。
「何してたんだっけ」
「明日の雨の話」
五十二が言った。
ミヨは少し考えた。
「あ、そうだ。お父、明日は様子見るって」
「よかったね」
「うん」
ミヨは笑った。
さっきより軽い笑顔だった。
「なんか、水たまりで変な夢見た気がする」
三百二十の指先がそろった。
五十二は静かに言った。
「夢は、たまに大事なことを教える」
「そうなの?」
「たぶん」
ミヨは笑った。
「変なの」
そして店の方へ走っていった。
茶色の着物が夕方の道に揺れた。
緑の帯が小さく跳ねた。
三百二十は、ミヨの背中が見えなくなるまで立っていた。
「成功ですか」
「成功」
「でも、全部は消していません」
「消す必要がない」
五十二は手袋を外した。
「記憶処理は、忘れさせる技術じゃない」
「遠ざける技術」
「それも一部」
五十二は港の方を見た。
遠くで男たちが荷をまとめ直している。
明日の朝を避けるために。
「残すものを選ぶ仕事でもある」
三百二十は何も言えなかった。
夜になる前に、雨の匂いがした。
まだ降っていない。
でも、確かに近づいている。
ミヨはきっと、明日の朝、雨を見て思うだろう。
夢が当たった。
風を見てよかった。
父親が無事でよかった。
未来端末の形は思い出さない。
けれど、誰かを心配したことは残る。
三百二十は、それが正しい処理なのだと思った。
時代整理局へ戻ると、記憶処理担当の部屋はやはり静かだった。
五十二は記録札を机に置いた。
三百二十は隣で報告書を広げた。
記録内容。
明治前期、港町。
小型気象端末、回収済み。
目撃者一名。
処理後、記憶残存。
再接触。
端末の形状記憶を遠隔化。
天候への注意、父親への心配、警告行動は維持。
再処理完了。
三百二十は筆を止めた。
「維持、でいいんですか」
「いい」
「局に怒られませんか」
「怒られることもある」
「あるんですか」
「ある」
五十二は記録札をそろえた。
「でも、全部を薄めればいいわけじゃない。人は、見たものだけでできているわけじゃないから」
三百二十は報告書の文字を見つめた。
ミヨの顔が浮かんだ。
水たまり。
端末。
雨。
父親の袖をつかむ手。
「五十二」
「なに」
「記憶処理担当は、目立たない部署だと思っていました」
「実際、目立たない」
「でも、かなり大事ですね」
五十二は少しだけ笑った。
「目立つ仕事だけが大事なら、時代はもっと簡単だった」
三百二十はうなずいた。
机の端で、別の記録札が小さく鳴った。
新しい案件。
五十二はそれを見て、ため息をついた。
「今度は何ですか」
「昭和の映画館で、未来の携帯食を食べた客がいる」
「それは」
「おいしすぎて忘れられないらしい」
三百二十は一瞬、言葉を失った。
五十二は立ち上がった。
「行くよ」
「はい」
「返事は一度でいい」
三百二十は口を閉じた。
それから、うなずいた。
扉の向こうで、また別の時代が待っている。
誰かが見てしまったもの。
誰かが忘れられないもの。
誰かの中で、消してはいけないもの。
三百二十は回収鞄を肩にかけた。
五十二は記憶具を腰に下げた。
記憶処理担当の仕事は、静かだった。
けれど静かなだけではなかった。
人の中に残るものを見極める仕事。
遠ざけるものと、残すものを分ける仕事。
時代の裏側で、誰にも知られず。
記録札に短く残されるだけの仕事。
それでも、三百二十は思った。
明日の雨を覚えている少女がいる。
不思議な板は夢になった。
けれど、父親を守ろうとした気持ちは残った。
それなら、今日の処理はきっと間違いではない。
扉が開く。
室内の静けさが、別の時代のざわめきへほどけていく。
五十二が先に歩く。
三百二十が続く。
記憶を遠ざける者たちは、
今日も誰かの後ろ側に立つ。
忘れさせるためだけではなく、
その人が明日へ歩いていけるように。
羽海汐遠
11,106
コメント
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みぅ🤍🥀です、読み終えたよ。 この話、すごく好き。五十二がミヨに「板は遠くへ置くけど、雨を気にしたことは残す」って伝えるところ、胸がじんとした。記憶を消すんじゃなくて、「残すものを選ぶ」っていう考え方、すごく優しい。それに、父親に「風が変わった」ってこの時代の言葉で伝えるシーンも、時代を壊さずに人を守る感じがして、五十二の仕事の丁寧さが伝わってきた。 ミヨが「変な夢見た」って笑って走っていく後ろ姿、ちゃんと見送れてよかった。