TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

📩 相談


大学二年生・男子(仮名:Kさん)


高校時代から仲が良かった友達が、最近SNSで自分抜きの遊びの写真ばかり上げています。

別にその友達を責めたいわけじゃないし、予定が合わないのもわかってます。

でも、写真を見るたびに置いていかれたみたいで、なんか胸がざわざわします。

「俺、あの頃より価値のない存在になったのかな」って、変に考えてしまって……。



蓮司

「“価値のない存在”って……SNSの写真からそこまで飛ぶの、なかなかのジャンプ力だね」

「それ、ただ“タイミング合わなかった”とか、“その日たまたま”って可能性、全然あるからね」


「……でも、そういうのって理屈じゃないんだよ」

「オレも、誘われなかったときの写真、見たことある。胸がドンって沈むやつ」


日下部

「わかる。

人って“自分がいない時間”を見せられると、

そこに自分が入る余地がないように感じるんだよな」


蓮司

「そうそう。しかもSNSって“楽しい瞬間だけ”切り取るから、余計にね」

「でもさ、それを“自分の価値”に直結させるのは、やっぱり危ない」


「……あー、でも俺、その気持ち捨てられなかったな」

「だから、ちょっと距離置いたことある。その友達からじゃなくて、SNSから」


日下部

「いい手だと思う。

見なきゃ“自分抜きの楽しそう”を、いちいち食らわなくて済むから」


蓮司

「あと、“誘われなかった”って事実より、“誘われたこと”のほうをカウントするのもアリだよ」

「ほら、数字の分母変えるだけで、だいぶ景色って変わるから」


「……でもさ、それでも寂しいのは、ちゃんと本物なんだよな」

「そこを“気のせい”にしなくていいと思う」


日下部

「うん。その寂しさがあるから、次に誰かと会えたとき、ちゃんと嬉しいって思えるんだと思う」





🗝三人からのことば



蓮司:

「SNSの写真は“人生のハイライト編集版”。

それを自分の全価値の物差しにしないほうがいい」


日下部:

「寂しさは悪じゃない。

その感情があるぶん、会えたときの喜びも本物になる」


遥:

「見なきゃ楽になることもある。

でも、寂しいのは消さなくていい。……オレもそうだったから」


無名の灯 答えを持たない相談室(遥・日下部・蓮司)

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

35

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚