テラーノベル
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これは俺のちょっと変わった恋の話。
小学校を卒業して、明日は中学の入学式がいよいよ迫っている。
中学生になるっていう実感は正直まだないけど、明日がすごく楽しみだ。
布団に潜って中学生になったらやりたいことを頭いっぱいに想像して満面の笑みで眠りにつく。
気づいたらもう朝だった。
綺麗に仕立てられた制服に腕を通し、外に一歩踏み出した瞬間春の匂いがして軽い足取りのまま中学に着いた。
案内されるまま教室に入り、ソワソワしながら自己紹介をはじめた。
初めてみる人がたくさんいた。
その中の一人に俺は恋をしたんだ。
他の人になんて見向きもせず、俺は斜め前に座っている子を見つめてた。
初めて会ったはずなのに、見たこともない子のはずなのに、これまでにないほど胸が痛くて苦しくて気持ちよかった。
その子は伊藤ゆきって名前だった。
俺が今知ってる情報はそれだけしかないから、
その名前を机に書いてみた。
すき
俺はすごく好きだ。恋だ。これは完全に恋。
入学式の日はもうこの子しか頭に無かった。
10
GUMI。
89
#ak様愛され
アンプ箱推しちゃん💛
2,008
コメント
1件
第1話、読み終わりました!中学の入学式であんなに真っ直ぐに「これが恋だ」って気づける主人公のピュアさに、もう胸がぎゅっとなりました。周りなんて目に入らないほど、斜め前の席の子に心を奪われて机に名前を書いちゃう感じ、すごく共感できます。この先の2人がどうなっていくのか、すごく気になります!