あいちゃんが予約してくれていた居酒屋は、焼き鳥が美味しいと評判のお店。 暖簾(のれん)をくぐると、店内は仕事帰りの人達でとても賑わっていた。
席に通され、グラスビールと焼き鳥を店員さんに注文をした後で、レバーを頼んでいなかったことに気が付いた。頼んでおけばよかった……!
(そういえば芥さんもレバーが好きって言ってた。今日頼んで美味しかったら一緒に来たいな)
メニューを真剣に見ていると視線を感じた。顔を上げると、雨宮くんがこちらをジッと見ている。
「意外。高城と小田って焼き鳥とか食うんだ」
「えっ、食べるよ。なに食べてると思ってたの?」
「もっとこう、お洒落な店でお洒落なワイン飲みながらお洒落なつまみとか食って……」
「あははっ、なにそれ。そういう女子っぽいお店のときも勿論あるけど、焼き鳥とか焼肉とかも大好きだよー」
「へぇ、ほんと意外」
雨宮くんは表情はあまり変わらな****************
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