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登場人物紹介
磁馬(じば)
時代を旅しながら絵を描く画家。
完成した絵の中では時間が流れ続けると言われている。
穏やかで人当たりが良く、どの時代でもすぐに人と仲良くなる。
しかし、とにかく物を落とす。
筆、スケッチ帳、小銭袋、湯札など、行く先々で何かをなくしている。
それでも必ず見つけるまで探し続ける。
時代整理局では知らない者がいない有名人。
回収員たちからは半ば伝説のように扱われている。
三百二十
本作の主人公。
時代整理局に入局した新人回収員。
真面目で責任感が強い。
初任務の日に、
「磁馬を見かけたら周辺を捜索しろ」
という意味不明な内規を教えられる。
最初は戸惑うが、少しずつ回収員として成長していく。
百七
時代整理局のベテラン回収員。
局内でも有名な存在。
冷静で経験豊富。
新人たちからは伝説扱いされている。
無駄なことはほとんど話さないが、面倒見は良い。
磁馬案件の経験も非常に多い。
十八
三百二十の教育係。
新人への説明役を任されることが多い。
仕事は丁寧だが少し皮肉屋。
磁馬の話になると妙に詳しくなる。
新人たちにとって頼れる先輩。
五十二
記憶処理担当。
異物を見てしまった人々への対応を行う。
普段は穏やかだが仕事には厳しい。
人の記憶を扱う仕事のため、誰よりも慎重。
時には回収そのものより難しい判断を迫られる。
二百九十
未来忘れ物センター勤務。
回収された異物や落とし物を管理している。
物の管理能力は局内でもトップクラス。
磁馬のスケッチ帳や筆を何度も保管した経験がある。
二十三
保管庫夜勤担当。
膨大な異物が眠る保管庫を管理している。
静かな性格。
保管庫の記録を読むことが趣味。
ある日、存在しない回収員の記録を発見する。
番号のない回収員
局内に伝わる謎の人物。
正式な登録記録が存在しない。
しかし古い資料には何度も名前が登場する。
誰も会ったことはない。
それなのに誰もが知っている気がする。
時代整理局最大の謎。
局長
時代整理局の責任者。
本名も番号も不明。
普段は姿を見せない。
局員たちの報告書には必ず目を通しているらしい。
磁馬の事例集を新人教育に採用した張本人。
時代整理局の回収員たち
過去・現在・未来を巡りながら時代異物を回収する人々。
本名ではなく番号で呼び合う。
誰にも知られず歴史を守り続けている。
そして全員が知っている。
局で最も有名な内規を。
「磁馬を見かけたら周辺を捜索しろ」