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重い瞼を開けたくない
ぬくぬくとした布団の中は天国だ
私
そうも言ってられないので背伸びをして起き上がる
夢を見ていた気がする
友達
私
今日はいつも通り友達と遊びに出かける
なんだか少し落ち着かない
友達
私
友達
私
友達
私
友達
友達
何か大切なことを忘れている気がする
財布は持ったし携帯も持った
何を忘れたんだろう
気のせいだろうか
友達
友達
友達
急に呼ばれたのでビクリとした
「驚かすなよ!」と言ってやりたかったが
それどころでは無さそうだ
何事かと友達の方を見やると
顔色が悪く今にも倒れそうだ
呼吸も荒いし異常なほど汗をかいている
私
友達
震える指が示す先には電気屋があった
電気屋がどうかしたのかと不思議に思ったが
一瞬にしてわかった
電気屋に置いてあるテレビだ
私
きっと今私は
顔色が悪く今にも倒れそうで
呼吸は荒くなり冷や汗をかいている
友達
私
友達がどれだけのことを知っているのかはわからない
それでも同じ光景を見たのだろう
僕らはやらなくてはいけない
耳をすませなくてはいけない
私
友達
恐怖を堪えて
震える声を繋いで
罪を償わなくてはいけない
テレビに映るあなたの為に