渚沙はテーブルに 紅茶とクッキーを並べる
揚羽渚沙
揚羽渚沙
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴は満足気な表情で 紅茶をすする
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽渚沙
眞琴杏樹
揚羽渚沙
揚羽渚沙
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
揚羽渚沙
揚羽渚沙
揚羽凛太郎
凛太郎は背後から 渚沙の無言の圧力を感じながら 眞琴を部屋へと案内する
揚羽渚沙
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
杏樹は大きく鼻で息を吸う
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
次の瞬間、眞琴は 凛太郎のベッドに 勢いよくダイブする
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴はベッドの端に寄り ベッドをポンポンと叩いて 凛太郎を誘う
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
凛太郎は意を決して口を開く
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
杏樹は顔をしかめて 両耳を両手で塞ぐ
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴はベッドから降りて 凛太郎に詰め寄る
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
突然笑顔になる眞琴
揚羽凛太郎
そんな眞琴を凛太郎は不審に思う
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
凛太郎の言葉に 耳を傾けない杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
杏樹は凛太郎の腕を引っ張る
ガチャ
揚羽渚沙
部屋の外で聞き耳を立てていた渚沙が 突然開くドアに驚く
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽渚沙
揚羽渚沙
揚羽凛太郎
揚羽渚沙
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
揚羽渚沙
眞琴杏樹
眞琴杏樹
杏樹は渚沙に 丁寧にお辞儀をする
揚羽渚沙
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
杏樹は困惑した表情の凛太郎を 無理矢理外に連れ出す
揚羽渚沙
揚羽渚沙
揚羽渚沙
渚沙も二人が出て行った後 時間を空けて家を出る
公園では龍也が暇そうに 設置されたベンチに腰を下ろし テーブルに肘をついている
和久井龍也
和久井龍也
和久井龍也
そん時に背後から誰かの 話し声が聞こえ 龍也は後ろを振り向く
そこには杏樹に手を引っ張られながら 公園にやってくる凛太郎の姿があった
和久井龍也
和久井龍也
和久井龍也
龍也は周りを見渡す
和久井龍也
和久井龍也
あたりを見渡す龍也は 公園の隅にあるかだをに身を隠す
和久井龍也
和久井龍也
和久井龍也
和久井龍也
揚羽渚沙
そこに偶然にも 渚沙がやって来た
和久井龍也
和久井龍也
和久井龍也
揚羽渚沙
揚羽渚沙
和久井龍也
和久井龍也
揚羽渚沙
揚羽渚沙
揚羽渚沙
揚羽渚沙
和久井龍也
揚羽渚沙
和久井龍也
揚羽渚沙
渚沙は杏樹を指差す
和久井龍也
揚羽渚沙
揚羽渚沙
揚羽渚沙
和久井龍也
揚羽渚沙
揚羽渚沙
和久井龍也
和久井龍也
和久井龍也
和久井龍也
揚羽渚沙
揚羽渚沙
揚羽渚沙
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
凛太郎と杏樹は 公園のベンチに腰を下ろす
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
杏樹は黙って目線を逸らし 両耳を両手で塞ぐ
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
杏樹は凛太郎を 両手でこずく
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
凛太郎は頭を下げる
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴は納得しない様子で 下唇を噛み締める
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
和久井龍也
揚羽渚沙
和久井龍也
揚羽渚沙
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
凛太郎は杏樹の肩を掴む
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
次の瞬間──
凛太郎は横腹に 鈍い痛みを感じる
揚羽凛太郎
その鋭い痛みに耐えれず その場にうずくまる
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
凛太郎が虚な目で 杏樹の手元を見ると
杏樹の右手には スタンガンが握られていた
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
杏樹は右手を振り上げる
物陰に隠れていた龍也が 杏樹を背中から抱き抱える
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
杏樹は龍也に制止されながらも 必死に抵抗している
和久井龍也
眞琴杏樹
眞琴杏樹
杏樹は龍也に スタンガンを押し付けようとするが
和久井龍也
和久井龍也
龍也は杏樹の手を掴み スタンガンを奪うと 遠くへ投げ捨てる
揚羽渚沙
その場で横腹を抑えて うずくまる凛太郎に 渚沙が駆け寄る
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
眞琴は必死に抵抗している
眞琴杏樹
眞琴杏樹
和久井龍也
眞琴杏樹
和久井龍也
眞琴杏樹
和久井龍也
和久井龍也
和久井龍也
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
和久井龍也
和久井龍也
和久井龍也
和久井龍也
和久井龍也
揚羽渚沙
渚沙はポケットから スマホを取り出す
揚羽凛太郎
凛太郎は土下座をする
和久井龍也
和久井龍也
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
和久井龍也
和久井龍也
和久井龍也
揚羽凛太郎
和久井龍也
和久井龍也
揚羽凛太郎
和久井龍也
和久井龍也
揚羽凛太郎
和久井龍也
和久井龍也
和久井龍也
和久井龍也
揚羽凛太郎
和久井龍也
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
和久井龍也
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
和久井龍也
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
凛太郎は地面に頭を擦り付ける
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
揚羽渚沙
渚沙は黙ってスマホを ポケットに戻す
和久井龍也
揚羽渚沙
眞琴杏樹
揚羽渚沙
揚羽凛太郎
揚羽渚沙
眞琴杏樹
揚羽渚沙
揚羽渚沙
揚羽渚沙
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽渚沙
揚羽渚沙
揚羽渚沙
眞琴杏樹
揚羽渚沙
揚羽渚沙
眞琴杏樹
揚羽渚沙
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
杏樹はその場で顔を両手で覆い 多粒の涙を流して座り込む
その涙は罪の意識からくる 懺悔の涙だったのか
それとも凛太郎と結ばれない 現実に打ちひしがれた事による 悲しみの涙だったのか
その真意は杏樹自身しか分からない
それからしばらくして 渚沙の連絡を受けた 杏樹の母、杏里がやって来た
眞琴杏里
眞琴杏里
眞琴杏里
杏里は渚沙に 深々と頭を下げた
揚羽渚沙
眞琴杏里
眞琴杏里
揚羽渚沙
揚羽渚沙
揚羽渚沙
渚沙が凛太郎の頭を叩く
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
眞琴杏里
揚羽凛太郎
眞琴杏里
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
凛太郎は杏里に 深々と頭を下げた
眞琴杏里
眞琴杏里
眞琴杏樹
杏樹はずっと うつむいたまま 口を開かない
眞琴杏里
揚羽凛太郎
眞琴杏里
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
その日を境に 杏樹は凛太郎の前に 姿を現さなくなった
数日後
揚羽渚沙
揚羽渚沙
揚羽凛太郎
揚羽渚沙
揚羽渚沙
揚羽凛太郎
揚羽渚沙
揚羽渚沙
揚羽凛太郎
揚羽渚沙
揚羽凛太郎
揚羽渚沙
揚羽渚沙
揚羽凛太郎
揚羽渚沙
揚羽凛太郎
揚羽渚沙
揚羽渚沙
揚羽凛太郎
こうして凛太郎と杏樹は 一切会わないまま 2年の月日が流れた
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
杏樹は左手で優しく 凛太郎の右頬に触れる
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
凛太郎の視界が 杏樹の左手首をとらえた
杏樹の左手首には リストカットをしたと思しき 切り傷が無数にあった
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
杏樹はその切り傷を隠す
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
杏樹は凛太郎を抱きしめる
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
杏樹は目を閉じてゆっくりと 顔を凛太郎に近づける
しかし凛太郎は 顔を背ける
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
そう言うと杏樹は ゆっくりと立ち上がり
ドアへと歩みを進める
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
揚羽凛太郎
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
眞琴杏樹
揚羽凛太郎
凛太郎の呼ぶ声虚しく 杏樹はドアを開き 姿を消した
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んぇぇ、まじ…?!