ある夜のこと…
エレン
早く家に帰らねぇと……
エレン
ん?うぇーー!!?赤ちゃん!??可哀想だな……よしよし
リヴァイ
あぁう…
エレン
1人で心細かっただろ。おいな。
リヴァイ
あう……
ギュッ
エレンがまだ小さいリヴァイを抱え、リヴァイの頭をそっと撫でた
リヴァイ
あうぅ…あぁう…
エレン
よしよし。親に捨てられたんだな。
エレン
おし。寝てろ。
リヴァイ
あう…あぁっ……
リヴァイ
スースー
エレン
寝るの早いな。ヨシヨシ
リヴァイ
あぃや……う…
数年後……
リヴァイ
おい。てめぇ
エレン
ん…なんだよ…
リヴァイ
俺の名前は?
エレン
ん〜……リヴァイ!
リヴァイ
リヴァ……イ……か…そうか……
リヴァイ
俺、ベランダ行ってくる
ガラガラガラガラ
リヴァイ
エレン………
リヴァイは知っていたのだエレンの名を。
リヴァイ
ありがとな………俺…嬉しい…ぞ…1人だった俺を……拾ってくれて…これからも……頼んだぞ…エレン…
ポロッ………
リヴァイの目から涙がこぼれ、そのままリヴァイはうずくまってしまった
リヴァイ
俺………エレンを絶対守るから……それまで……我慢してくれよ………
バタッ…
ガラガラガラガラ
エレン
リヴァイ?リヴァイ!
リヴァイ
ん……エレン
エレン
リヴァイ…どうしたんだ?
リヴァイ
俺………
ギュッ
エレン
あわっ!
リヴァイ
お前を守りたいから………俺から離れないで…くれ…
エレン
うん……分かった…
リヴァイ
あぁ………







