戦えない軍師は戦場を操る外伝 少年カルド 王位を奪う
貧民街で生き延びることしか知らなかった少年カルド。
彼は盗みと嘘でその日を凌ぐ、ただの港の子供だった。
だがある日、商人ギルドで目にしたのは――
「金が金を生む仕組み」。
船に乗らずとも富を得る者。
世界を動かすのは、力ではなく“金”であるという現実。
さらに彼は、王位を巡る争いの渦中にある王国で
のちに“簒奪王”と呼ばれる男と出会う。
血統でも神でもない。
王とは、与えられるものではない。
――奪うものだ。
これは、すべてを持たぬ少年が、
“王になる方法”を知ってしまった物語。