9月6日(火) 「最高の日」 昨日は、日記を書けなかったけど、次書くことについて楽しく語り合いました! そのお陰で、3人ともっと仲良くなれた気がします! 今度は、日記を休まずたくさん書いて、見せて、楽しもうと思っています! 友情がもっと深まったことに感謝!
桜
友情、深まる──
桜
本当にそうなったらいいのに
桜
───いいのに
無理だけど───
桜
夢日記って、そういうものなんでしょ?
貴方が言ってくれたじゃない? 璃乃
貴方が言ってくれたじゃない? 璃乃
桜
だから、夢を、書いたんだよ……?
桜
叶わない、空想の世界を……
───
璃乃
でさでさ、桜が───
桜
お………よう
璃乃
桜……来たんだ
雪希
おはよう
璃乃
元気ないね、どうしたの?
雪希
私たちは、あなたの味方。
なんでも話して
なんでも話して
桜
……私たちは
桜
”本物の” 親友?
雪希
何を言い出すかと思ったら
璃乃
そんな事ね
桜
(やっぱり2人とも、私のことを───)
2人が桜の両肩に手を置く
桜
……!
雪希
当たり前じゃない
璃乃
私たちは桜を、
そんな気持ちにさせてたんだね
そんな気持ちにさせてたんだね
桜
雪希……
璃乃……
璃乃……
璃乃
私、桜の気に障ることしてたんだね
雪希
ごめんね、桜
璃乃
もう傷つけたくない
雪希
大切な人だから
璃乃
だから───
桜
(私、なんてことを……。
こんなに優しい2人がいるのに、
親友で当たり前なのに、私は……)
こんなに優しい2人がいるのに、
親友で当たり前なのに、私は……)
桜
璃乃、雪希……
私っ……!
私っ……!
友達を、やめよう
桜
え……?
璃乃
今日、私たち、靴箱で会ったでしょ?
その時、桜が私の周りを見て、雪希と
一緒に来てるって思ったんでしょ?
その時、桜が私の周りを見て、雪希と
一緒に来てるって思ったんでしょ?
雪希
私たちが朝いつも一緒にいるからって、
嫉妬してたんでしょ
そんなの、とっくに前から知ってんのよ
嫉妬してたんでしょ
そんなの、とっくに前から知ってんのよ
璃乃
夢日記を始めたときあったじゃん?
その時も心の中で爆笑してたわーw
その時も心の中で爆笑してたわーw
雪希
え、璃乃も!?
私も、こいつまた幼稚いことやってるー
って思いながら見てたわーw
私も、こいつまた幼稚いことやってるー
って思いながら見てたわーw
璃乃
最初っからだよ
璃乃
ノートの件も、全部そう。
天然のふりしてるし、わからないアピ
ウザいんだよ
天然のふりしてるし、わからないアピ
ウザいんだよ
璃乃
半分ウザかったからね?
多分、桜は私の気持ちなんて理解
しようなんて1ミリも思わなかった
でしょうけどね
多分、桜は私の気持ちなんて理解
しようなんて1ミリも思わなかった
でしょうけどね
雪希
本当は半分、心の中で笑ってたからw
雪希
璃乃の気持ちも考えなよ?
璃乃はあんたなんかのために必死に
教えてあげてたんだからね?
理解力のないお前の為に
璃乃はあんたなんかのために必死に
教えてあげてたんだからね?
理解力のないお前の為に
璃乃
仲良しだと思ってただろうけど、
そんなの妄想だから。
永遠の喜びに浸ってんじゃねーよ
ド底辺が
そんなの妄想だから。
永遠の喜びに浸ってんじゃねーよ
ド底辺が
雪希
もう、傷、付けさせられたくないから。
こっちが
こっちが
璃乃
底辺中の底辺のお前の為でも
あるから。感謝しなよ?
あるから。感謝しなよ?
雪希
んじゃ。もう、二度と
話しかけないでね。またね、
ド底辺さん?
話しかけないでね。またね、
ド底辺さん?
璃乃
縁切ったから。話す必要も無いわけだし
勝手に友達つくんなよー?
まっ、私たちより良い友達なんて
できないだろうけどーw
勝手に友達つくんなよー?
まっ、私たちより良い友達なんて
できないだろうけどーw
璃乃
あははははははっ!!
雪希
良いこというじゃーん!w
いこっ、璃乃
いこっ、璃乃
桜
……
桜の視界がぼやけていく
桜
……そっか
桜
……はは
桜
はははははははははっ……!
涙とともに笑いが込み上げてきた
辛くて、悲しくて、悔しい 自分が情けない───
2人が自分の親友だと思っていたことが 馬鹿みたい───
桜
……最初っから、そうだったんだね
……
桜
───もう、戻せないや