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みくり
翌日、教室に入るなり知らない生徒に話しかけられた。 私はグヴェさんでは無いのだけれど。まあ、クラスの中に幻覚系能力を私に使ってる奴が居るのだろう。
星歌
私はそう言って、能力を使っている生徒を指差す。 するとその生徒は、硬直して動かなくなった。
クラスメイト
星歌
クラスメイト
星歌
クラスメイト
どうやら幻覚が解けたようで、私に話しかけてきた生徒が驚いている。
みくり
星歌
みくり
星歌
こういうことがあるから能力者学校は面倒くさいのだ。能力絡みのトラブルが多すぎる。
暫くしてホームルームの時間になり、先生が来た。 こんなぶっ飛んだ学校でも、一応ホームルームはあるらしい。
先生
<え〜今更!?でも楽しそう! <流れで誰か死んだらおもろくない? <能力ってことは特殊能力もありだよな?
先生
クラスメイトがサイコパス気味なこと言ってるのは聞こえなかったことにしておこう。 特殊能力を含めた能力の見せあい…どうしようか、特殊能力はあまり使いたくないし…。
"特殊能力で創った能力"を代わりに見せるか。
星歌
<え、なにそれうちらに有利すぎん? <サンドバッグになりますって言ってるようなもんじゃん…。 <舐めプかよ腹立つな〜。余裕すぎるだろまじで。
随分と好き勝手言ってくれているが、実際そう言えるほどの実力を皆持っている。 まあどうにでもなると思うが、勝手に怪我されると困るから気をつけてほしいな。
みくり
発言がメタい。
先生
先生はノリノリだ。 こういうことが好きなんだろう。
みくり
お互いと観衆をちょうど覆う帳の中で、彼女の右手に光る球が目を引く。 ムーンフォース…月の光か。それで帳を。夜の戦いならもっと役立ちそうだ。 でもどうせ光るのだから夜襲や奇襲には向かないのか?強力なら問題ないけど。
みくり
決めゼリフと共に、右手の光球が一直線にこちらへ向かってくる。 これは全員殺す気で来るだろう。この場合なら避ければいいが。 などと思いながら、攻撃を避けて構え直す。
みくり
ミラー…?反射する感じだろうか? とりあえず警戒。
みくり
技名と軽い謝罪の言葉の刹那、帳の中が光に包まれた。 光が帳の中のあらゆる遮蔽物に反射して、全体が危険区域になっている。 観衆のことをなにも考えてない。 そしてしれっと観衆のクラスメイトと先生を野次馬呼ばわりしている。 でも、速さとパワーがあと一歩だ。
星歌
TIME LIMIT
みくり
先生
<まじかー!三日月が圧倒されてる! <初戦から編入生やば! <これ順番後ろの奴が徐々にプレッシャーかけられていくやつじゃん!絶対ヤダ!
喧々囂々、阿鼻叫喚。 感想の入り乱れとバリエーションが豊富…。
先生
流れるように始まっているけど、これずっと私だけ戦い続けるのか。しんどい。
くらら
めちゃくちゃテンション低いキャラが来た。 みくりさんの後にこれだと正反対すぎて情報過多だな。 まあ今は、目の前の戦いを済ませるだけだ。