悠穂
修学旅行3日目
悠穂は少し早めに目が覚めた。
悠穂
悠穂は昨日の出来事を思い出し、再び涙を流した。
悠穂
アスカ
午前9時半、班別行動が始まった頃、アスカ達女子グループは悠穂と蒼の元にやってきた。
蒼
すうあ
蒼
アスカ
かいあ
悠穂
それぞれが楽しそうに会話をしていたが、悠穂は気分が乗らないようだった。
すうあ
悠穂
蒼
悠穂の心情を察した蒼は咄嗟に嘘をついた。
悠穂
その嘘に縋るしか出来なかった悠穂はすうあに向かって頷いた。
すうあ
悠穂
何も知らないすうあの気遣いに悠穂は戸惑い、手をモジモジと動かすだけだった。
かいあ
かいあは機転を利かせる為にアスカに肘で合図を送った。
アスカ
すうあ
アスカ
かいあ
3人の連携で何とかなった悠穂であった。
アスカ
悠穂
アスカは、悠穂を臨時保健室に連れていくために来た道を戻っていた。
アスカ
悠穂
アスカ
アスカは、悠穂になんて声をかけたらいいか分からなかった。
アスカ
悠穂
アスカは、悠穂を勇気づけるために一生懸命話しかけたが、悠穂が微笑むことはなかった。
悠穂
突然、悠穂は立ち止まってアスカにこう告げた。
アスカ
アスカ
アスカは、下を俯いたまま少しも動かない悠穂に疑問を持った。
悠穂
かと思ったら、突然悠穂は方向を変えて走り出した。
アスカ
突然のことにアスカは呆然とした。
アスカ
我に返ったアスカは悠穂を追いかけるのだった。
悠穂
悠穂ががむしゃらに走っていると、誰かとぶつかった。
?
悠穂
エリカ
菜乃羽
エリカ
菜乃羽
エリカ
どうやらぶつかったのは菜乃羽だったようで、菜乃羽は昨日と同じように悠穂に嫌な顔をした。
悠穂
悠穂は咄嗟にメモ帳を取り出し、菜乃羽とエリカに謝罪した。
菜乃羽
エリカ
菜乃羽
エリカにそう尋ねられた菜乃羽は悠穂に有無を言わさぬ顔で問いかけた。
悠穂
悠穂の頷きを確認した菜乃羽はエリカに悠穂の事情を簡易的に説明した。
エリカ
悠穂
エリカは、悠穂が走っていた時に流した涙の跡を見逃さなかった。
菜乃羽
悠穂
アスカ
アスカ
ちょうど、アスカが悠穂に追いついた。
その後、エリカはアスカに悠穂について、春樹とすうあについて尋ね、エリカはアスカと悠穂に2人の関係について説明した。
アスカ
悠穂
エリカ
菜乃羽
アスカ
エリカ
アスカ
悠穂
菜乃羽
エリカ
アスカ
アスカは、悠穂の肩を掴んで言った。
悠穂
エリカ
菜乃羽
悠穂
悠穂は、考えた。
このまま放っておいたらどうなるのか。
悠穂の脳裏には、恐ろしいことが映った。
すうあが殴られ、蹴られ、切られ…
逆らおうものなら監禁など。
想像とは思えないほど鮮明な考えが沢山映った。
考えには、すうあだけでなく、他の女子や男子などの被害者もいた。
それはまるで、今までの被害者から受け取った記憶のようなものだった。
悠穂
菜乃羽
澪彩
澪彩
澪彩
澪彩
澪彩
澪彩
澪彩
澪彩
コメント
8件
久々の恋感だー! 地味にアスカが活躍しててなんか嬉しい