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1ヶ月後
ゴッド王国の王宮
向井康二
窓から照らされる朝日で目が覚めた。 使用人たちは王宮の人間たちよりはよ起きなあかん。 係によって使用人たちは各仕事をする。 料理当番の人は王宮の人間たちの朝ごはんを作ったり毒味の確認する。 掃除当番の人間たちは中央部屋・廊下・庭など掃除をする。 衣類係の人は頼まれた人の衣類を修正しとる。
係は1ヶ月間をやり1ヶ月が過ぎたら次の係へと変わる。 ちなみに俺は今月掃除当番。 今日は広い庭で掃除をするの。
向井康二
俺は使用人の制服を悪いとこをないか確認する。 ついに俺も使用人の制服をもらえた。 サイズもバッチリだしどこも違和感があれへん。 俺にもこんな立派な使用人の制服をもらえるなんて嬉しいわ。
向井康二
俺は掃除のために庭へ出る。
向井康二
あれから1か月と経ち季節は真夏の7月ってなってん。 朝から蒸し暑い風が吹き蝉がおっきく鳴いとる。 暑いな.....はよ庭の掃除を終わらされへんといけないな.....
向井康二
向井康二
箒を取りに行っとったら1人の人物と出会う。
阿部亮平
向井康二
星読みの弟子の阿部さんと出会ぉた。 阿部さんはまだ空に残っとる星を眺めながら図鑑を読んどった。 阿部さんも朝から星の勉強に頑張っとるな。
阿部亮平
阿部亮平
向井康二
阿部亮平
向井康二
阿部亮平
阿部亮平
向井康二
俺は昔から働かせるばかりやったから好きなことなんてできんかった。 好きなことを頑張っとる阿部さんを見とるって羨ましく思いなや。
向井康二
王宮の庭を時間をかけて綺麗にした。 それに王宮の庭はむっちゃ広いな...歩いても歩いても壁までにたどりつけへん。 やっぱり名家は普通の王国と比べてペルをかけとるな。 太陽が熱々と日をさしており俺の額には汗がようさん流れとった。
目黒蓮
向井康二
蓮様が傘をさして現れた。 どっどないしょう...あの日から3ヶ月と経ったが 俺、ずっと蓮様の答えを返事してへん!! 流石にこのまま返事をしんと俺は王宮から追い出されるはずや。 やけど求婚を返事をなんと返せればええか.....
向井康二
目黒蓮
向井康二
目黒蓮
向井康二
俺は遠慮なく傘に入り蓮様の隣に立つ。 どないしょう.....俺なんかが蓮様の隣に立っていいのか。 俺のために傘を用意してくれたんか?
目黒蓮
向井康二
俺は身分低い義息子として育てられ使用人として売られた。 蓮様は身分の高い人や。 蓮様は身分低過ぎる俺よりももっとええ人がええと思う。 俺は蓮様の使用人でいれば十分やねん。
目黒蓮
向井康二
フッと蓮様を顔を見たら傘を持って真っすぐどこぞ見つめとった。 その姿を見た俺はまた胸がおっきく高ぉなる。 真夏の暑さと俺の胸で熱が一気に上昇する。 熱さに耐え切れず俺はうっかり倒れそうになった。
向井康二
倒れる!!
ガシッ!!
目黒蓮
向井康二
倒れそうになった俺を蓮様の片腕で俺の全身を受け止める。 ヤバイ.....蓮様の前で倒れそうになったで。 けど蓮様の腕って力強 てガッチリとしとる。 こんな俺でも受け止めれてくれるってごっついな。
目黒蓮
向井康二
目黒蓮
目黒蓮
向井康二
蓮様はほんまにええ人やな。 最初名家の長男の使用人になると聞ぃた時は名家の息子やから嫌なタイプかと思ってけど。 使用人の俺を優ししてもらえたり助けてもらえた。 皆を大事にして皆から慕われとる。
向井康二
人生を諦めとった俺を慰め優ししてもうた。 異能を使えへん俺を自分らしさを教えてくれはった。 そんな蓮様の優しさで俺は蓮様を好意を抱いた。
向井康二
俺は図書館で異能のことついて調べとった。
だが思 てたより本に書かれてある異能のことついて難しすぎてついてかれへん。
しゃあない俺は学校に通ったことないからな。
高地優吾
向井康二
図書館の扉が開いてたくさんの本を持った青年が入ってくる。
高地優吾
向井康二
高地優吾
高地優吾
向井康二
星読みの弟子って阿部さんと同じ立場の人?
高地さんは嬉しそうに俺を見て話しかけてくる。
高地優吾
向井康二
高地優吾
向井康二
なんべんも読んでみるがどうしても俺の頭じゃ理解ができひん。
高地優吾
向井康二
高地優吾
向井康二
高地優吾
高地優吾
向井康二
高地さんは別の本を俺に渡す。
確かにタイトル名に無異能者でもわかる異能の本と書かれてあった。
高地さんのおかげで助かった。
高地優吾
向井康二
俺は高地くんが選んでくれた本を読むことにする。
目黒蓮
俺は王宮中康二を探しまわっている。
康二に知ってほしい情報を聞き入れたから。
高地優吾
目黒蓮
目黒蓮
高地優吾
目黒蓮
高地優吾
目黒蓮
高地くんと会って、康二のいる場所を聞いたら図書館にいることを知った。
康二が図書館で異能のこと調べているなんて。
無異能者の康二が異能に興味を持つのはわかる。 だが内容に理解できるのが難しい。
目黒蓮
高地優吾
俺は高地くんが言っていた図書館に行く。
向井side
向井康二
俺は高地くんからくれた本を読んどった。 高地くんのおかげでもあって俺は異能のことを知ることがでけた。 無異能者の俺でもわかりやすく書かれとるから助かる。
向井康二
向井康二
向井康二
異能ってめっちゃ昔からあるんや。 異能だけで王国を滅ぼしたとかどんだけ強かってんよ。
向井康二
王国のために異能者を生贄を..... 異能者に生まれても生贄に捧げられ死ぬこともあるんだ.....
目黒蓮
向井康二
目黒蓮
向井康二
目黒蓮
目黒蓮
向井康二
目黒蓮
向井side
向井康二
マリン王国、俺の故郷。 俺が赤ん坊の頃に故郷を離れたためいっぺんも故郷に帰ったことない。 一度でもええから俺の故郷を見たかった。 俺はまだ見たことない自分の故郷に行けると知り胸が高鳴る。
向井康二
目黒蓮
向井康二
初めて故郷に行けるチャンスを逃すわけにはいかへん。 おかんが昔よくマリン王国のことを話してくれた。 マリン王国は海に城が囲まれ家は海の上に建っていて 男性は全員海に泳げなあかんやと言うとった。 ほんでマリン王国の観光地の海はむっちゃ綺麗で高値で売られとる魚がおると聞ぃたことある。
向井康二
初めて俺の故郷に行ける、おかんが言うとったマリン王国はそのままかな..... 俺がマリン王国に暮らしとったら幸せやったかな..... おかんもマリン王国に残ってたら処刑されんと幸せに生きとったかな。
向井康二
目黒蓮
長い夢がついに実現する日がきた。 俺はマリン王国に行くのが楽しみになり心がワクワクする。 おかんが俺に見したかった海とはどんな所やろ。
目黒side
目黒蓮
佐久間大介
目黒蓮
深澤辰哉
この真夏の季節にはマリン王国の祭りが開催される。 他国しか見られない祭りと食事。 そして夜になると海と星と月がとても綺麗。 それにマリン王国の住民は他国人想いでとても親切にしてくれる。
目黒蓮
俺はさっきの康二の嬉しそうな顔を思い出す。 それと同時に俺は不安を覚える。 マリン王国は康二の故郷。 故郷に帰り康二が故郷で過ごしたいと言い出したら..... そんな思考が頭の中で回る。
目黒蓮
ここが使用人になってかた1ヶ月と経つ。 未だ康二から返事は来てない。 あの時康二は熱があったから忘れたのかな。
目黒蓮
同じ境遇を持つ康二。 親からは愛されていたが周りから批判されるだけ。 皆は義弟の龍也には優しくされ俺には何もない。 力のない龍也だけどうして恵まれて力のある俺だけがこんな対比されるのかわからない。
目黒蓮
俺は他国に行くと重荷が無くなって全てが楽になる。 嫌な大人はいないし優しく接してくれる人たちを見ると疲れが癒される。 唯一安心しリラックスできるから。
目黒蓮
今年の旅は楽しみではなく不安しかなかった。
1章 完結