水嚢さんを私の自室へと案内した。
宮野 栄利香
水嚢 零捺
宮野 栄利香
宮野 栄利香
くつろぎやすい椅子を指で差す。
椅子と言っても 木の方じゃないやつだけど。
水嚢 零捺
宮野 栄利香
宮野 栄利香
友達にはいいとこだと思ってほしいから また来てほしいからの理由で お茶を出そうと思って言った言葉。
水嚢 零捺
宮野 栄利香
宮野 栄利香
水嚢 零捺
まだそんなに仲良くないから嫌だった…?
宮野 栄利香
水嚢 零捺
宮野 栄利香
宮野 栄利香
私の家には、茶葉とティーバックが前々から存在していた。 理由は、母がよく好んで飲んでいたから。
左の棚にあるのは ウバ、アールグレイ
それと、ディンブラとレモンティー
どれもいい香りがする紅茶になる。
宮野 栄利香
優雅にレモンティーを淹れる。
何故優雅にって? それは、お嬢様感を味わえるからで。
宮野 栄利香
宮野 栄利香
宮野 栄利香
宮野 栄利香
紅茶の主な香気成分は レモンの香りに近いもの。
爽やかな香りを楽しむレモンティーには クセのない、ディンブラの茶葉が向いている、らしい。
宮野 栄利香
あとは熱湯を注いで蒸らす。
渋みを出さないように短めに蒸らす。 2〜2分半くらい…らしい。
宮野 栄利香
宮野 栄利香
宮野 栄利香
) 栄利香ちゃーん!
宮野 栄利香
) 栄利香ちゃんにしっつも〜ん! なんでレモンを入れると、色が薄くなるの〜?
宮野 栄利香
宮野 栄利香
宮野 栄利香
宮野 栄利香
) うんうん!
宮野 栄利香
宮野 栄利香
宮野 栄利香
) な〜るほど〜!わたしも早速レモンティー作ろーっと!じゃあね〜!
宮野 栄利香
宮野 栄利香
水嚢 零捺
水嚢 零捺
宮野 栄利香
苦笑してそう言うと、僕のために淹れてくれたんだ…ありがとうとお礼をされた。
宮野 栄利香
水嚢 零捺
宮野 栄利香
お互いに、カップの輪に手をかけて カップを置いていた皿も同時に持って飲む。
宮野 栄利香
水嚢 零捺
水嚢 零捺
宮野 栄利香
私が、過去に浸っていると 水嚢さんが話題を出してくる。 もちろん、あの薬のことだ。
それにハッとし、座っていた所から立って移動する。
宮野 栄利香
水嚢 零捺
引き出しの中に入れていた(隠していた) “精神超安定剤”
水嚢 零捺
宮野 栄利香
宮野 栄利香
苦笑をこぼす。
水嚢 零捺
水嚢 零捺
宮野 栄利香
それからまたレモンティーを一口飲んだ。 そして私は持っていた理由を尋ねる。
宮野 栄利香
宮野 栄利香
水嚢さんは、少しの間無言だったが 意を決したのか、ようやく口を開いた。
コメント
14件
なんか……すごい紅茶の事学べました(?)紅茶の好きなの?🙃
話が気になるし紅茶の事についてとかめちゃ勉強になるやん、最高かよこの小説(