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どうして?
僕は悪い子?
お人形さんと 話しているだけなのに
学校は苦手
お勉強は よくわからない
でも そのせいで
お父さんも お母さんも
僕の事を 無視するの
僕の事を 見てくれない
僕の話を 聞いてくれない
僕の事を 信じてくれないの
僕の弟は 僕よりも 出来るから
弟ばかり かわいいって かしこいって
褒めている
いいなぁ…
僕も褒められたいな
だからさ
いっぱい 呪いのお勉強したの
お父さん お母さん 僕の弟
困らす奴らを 全員呪うんだ
そしたらさ 僕のこと 褒めてくれると思った
でも
僕は捨てられた
あぁ…
ひとりぼっちだ
サビシイ
そんな時にね コツくんにあったの
コツくんはね 僕のこと 沢山褒めてくれて
沢山 僕と遊んでくれたの
でもね
コツくん 死んじゃったの
コツくん 悪い奴らに 殺されちゃった
その時ね 初めてね
僕は泣いたんだ…
泣いて泣いて
声が枯れるまで 泣いてたんだ
するとね
サングラスをかけた人が コツくんの家に 入ってきたの
僕はね コツくんを 取られると思って
コツくんが お料理に使う 包丁を持って 突進したの
するとね その人がね
危ないから 包丁は持ったら ダメだよ…?
って 優しく言ってくれたの
だからね 敵じゃないと 思った時は また泣いてた
それでね その人が 僕の代わりに コツくんを 殺した悪い奴を やっつけてあげるって 言ってきたの
それを聞いてさ 僕はよかったって 思ったの
それでね その人が コツくんの仇を 取ってくれたの
でも コツくんと 別れるのが 嫌だったから
コツくんの頭だけ ナイフで取って
今もずっと持ってるの
今はね コツくんもいて サングラスの人もいて
とても幸せなんだ
サングラスの人はね 鈴木って名前の人なんだけど
親父って みんなから 言われてるの
血が繋がってないし 苗字も違うのに 何でだろう? って未だに思うんだけど
優しい お父さんって 感じだから そうなんだなって なんとなくわかったの
それをね 伝えるとさ
褒めてくれるんだ
えへへ 僕やっと 褒められるようになった
だからね 褒められるように これからも 頑張るんだ