福島 由良
湧太、今日テスト返却だったでしょ?
福島 由良
出しなさい、100点以外は許さないからね
福島 湧太
はい、お母さん…
福島 由良
…あら、また全教科100点ねぇ偉いわ流石湧太
福島 湧太
勿論だよ、お母さんのためだもん!
福島 由良
何言ってるの?100点は当たり前でしょう?
福島 湧太
うん…そうだよね
ボクのお母さんはとことん厳しかった だが、そんなある日のこと…。
福島 由良
湧太、テスト
福島 湧太
………。
福島 由良
ちょっと!!何この点数!
福島 湧太
ごめんなさい
福島 由良
謝って済むわけないでしょ
福島 由良
…はぁ、しょうがないわね。仕方ないちょっと外出するわよ、支度して?
福島 湧太
……?わかった。
そうして来たのは…電車の踏切だった 一人で旅にでも出されるのだろうか
福島 由良
お母さん、貴方に一番大切なことし忘れてたわ
「貴方の背中を押すことよね」
福島 湧太
お母さん、なんで…
左側から電車の二つの光が見えたのがボクの最期だった…
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リテヌート
読んでいただきありがとうございました
リテヌート
初投稿でしたが、いかがでしたでしょうか?
リテヌート
もしよければ♡をお願いしますm(_ _)m!
リテヌート
これから不定期投稿するつもりなのでよろしくお願いします!