捨てられた魔法

Dream store

この図書館は少し変わっている
読んだ人はその本の世界へ入る事が出来るというのだ
そして今日もこの図書館はお客さんを待ち続けている

魔法を覚えてしまったカラフルピーチ

魔法使っているだけだけど、俺ってなんかした？

俺はシャークん。今日は、はじめて魔法学園に通う日だ。友達はいまのところいない。実は俺は、世界でたった一人の全属性を使える。しかし、このことは誰にも言っておらず…

俺が推しになる～不滅の最強エルフ姫に転生したので、理想の推しを演じて無双します～

しがないアルバイターの鈴木徹男には推しがいた。
彼女は月のように美しい銀髪のエルフ。
彼女はいかなる時も挫けず、凛とした佇まいで敵を容赦なく駆逐する。
彼女はVRゲーム【クロノ・クロニクル】にて、数千年を生きるNPCだった。
鈴木は彼女と肩を並べ、ともに戦いたいがためにゲームを極めに極めた。
そしてある日を境に————
「え、俺がレムリアたんになってる……！？」
散々やり尽くしたゲームの世界に、推しに転生していた。
「推しの赤ちゃん姿から見れるとか最高かよ……」
自分の姿を見て恍惚の笑みを浮かべるも、鈴木は重大なことに気付く。
愛した推しを汚すわけにはいかない。
自分が推し続けたのは、不滅の最強エルフだったのだ。
推しは推しであるべきなのだ。
それなら自分が頑張るしかない。
鈴木は自分だけが知るゲーム知識を活用して、無双すると決意する。
凡人による、推しであり続けるためのロールプレイが……長い長い旅が幕を開ける。

異世界から帰ってきた勇者は既に擦り切れている。

魔王を倒し、邪神を滅ぼし、五年の冒険の果てに役割を終えた勇者は地球へと帰還する。 しかし、遂に帰還した地球では何故か三十年が過ぎており……しかも、何故か普通に魔術が使われており……とはいえ最強な勇者がちょっとおかしな現代日本で無双する話です。