ノベルセンシティブ
二次創作・夢小説
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俺の姉ちゃんは…色々な意味で〇〇だった。
1話から読む姉の21回めの誕生日の誕生日を祝うべく自宅で身構えているふたつ下の弟。大学生になって帰りの遅い日が増えた姉は、彼にとって初恋の人であり初体験の相手だった。ふたりが姉弟になって11年。共に研究者で家にいることの少ない両親も公認していたのだが、このところはすれ違ってばかりだった。いつもなら遅くても日付けが変わるまでには帰ってくる姉が、今日に限って帰宅が遅い。既読も付かず電話も切られてしまった。そして…