京美
私が…貴女の…
京美
友人だから…
咲美
友人…?私が波美さんの友人?
京美
そして、逆木 腔助が私の兄
京美
私の本名は、逆木京美
咲美
え?
京美
……、二人共、私の事を忘れていた…
京美
貴女は、ともかく
京美
兄までも…、
京美
まるで、全部リセットされたみたいに…
京美
それに、、なにか、みんなが死ぬ時…妙な違和感を感じた
京美
それは、死ぬのを見ると…「またか」と思うの…
京美
ついさっきまで、同じ奴が死んだみたいに…
咲美
え?
京美
だから、少し思ったの…
京美
もしも、全員死んだ時どうなるのかしら…?ってね
咲美
……
京美
私の予想だけどね…もしかして…
京美
ずっと、繰り返されるのでは?って
咲美
そ、そんな訳ないじゃん!
咲美
考えすぎだって!
京美
……、そうよね…
京美
考え過ぎ…ね
京美
でも、貴女は、私の友人よ
咲美
……
咲美
じゃあ、逆木さんがお兄ちゃんっていうのも…
京美
本当よ
咲美
でも、なんで貴女は、波美京美という名前を?
京美
私の仕事…
京美
アイドル業なのよ
咲美
え!?
京美
そこで使ってるのが波美京美
京美
私のスタッフがね
京美
波に乗る美人と書いて
京美
波美
咲美
……ねぇ…
京美
?
咲美
やばい…
咲美
どうしよう
咲美
私の肩に…
京美
?
京美
っ!!!!!
咲美
手…ない?
京美
な、どうして、
逆木腔助?
ねぇ、、、
京美
!
逆木腔助?
助けて……京美……
京美
…………
京美
誰だよ…あんた…
京美
お兄ちゃんじゃない…
京美
女の声…