今日、私は人生を変えに来た
前々からずっと、別れて欲しいと言われていたから
お望み通り、別れてやろうと思う
その考えを伝えた瞬間
この世のものとは思えないほど
彼は醜く笑った
……あれ、おかしいな
私、こんな人が好きだったの?
うわ…見る目無いわ……
そして、さっさと帰ろうとする相手に一言
「あ、あの家は私のだから」
「正式にそうなるように手続きしたから」
「今日のうちに出ていって」
「他人を匿うほど優しくないから」
そう言うと、キレてこっちに掴みかかってくる
まじでなんでこんな人好きだったんだ?
「なに、そんなにキレて」
「まぁ、どうせ女連れ込むつもりだと思ってたけど」
「あの家のお金、払っているの私だから」
「それに、君にお小遣いとしてあげていたものも全て回収済みだから」
「なんで…って」
「あれ、私のだから」
「他人にあげるほど優しくないよ」
そう言って、笑う
あーあ、本当になんでだろう
こんな屑の事好きだったなんて
私、男見る目無いのかな……
そんなこと思って、帰る
はー、やだやだ
これだから女を甘く見る男は嫌ね
コメント
3件
めちゃくちゃスカッとした!!「私」がクズ男と別れることが出来て本っ当に良かった✨✨ そもそもお金払ってないのにどうして家は自分のモノになる、って考えになるのか不思議……しかもその家に女を連れ込んでいるっていうのがやばいな、って思う…… あんなクズ男のことは忘れて「私」が素敵な人と出会い、幸せになりますよーに😌💭