勤務を終えた私は、車に乗って帰路を走行している。
夕焼け色の空はやがて藍色に変わり、辺りは夜の訪れに色を変える。
街並みは煌びやかなお店へと姿を変えた。
市街地を抜けて、少し田舎町に私の住む家がある。
行き交う人の数も車もまばらとなっていく。
この曲がり角を曲がれば、家だ。
ふと見ると、曲がり角のガードレールが大きく変形していた。
自動車だろうか、追突した形がそのままになっている。
今日、出勤する時にはもう変形していただろうか。
何の気なしに通り過ぎる。
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