玲奈
少女は帰りの道を歩いていた
玲奈
最近は受験期の追い込みで学校に残って勉強をしている
玲奈
学校は8時に閉まるが、その後近くのカフェで友人達と会話を楽しんでしまい、いつもより遅くなってしまった
玲奈
やはり一人で歩くのは怖い
玲奈
少女は恐怖を覚えながらも好きな歌を口ずさみながら気を紛らわす事にした
玲奈
すると近所の昔仲が良かったお姉さんが前を歩いてるのがみえた
玲奈
「お姉さん!久しぶり!夜道怖いから一緒に帰ろうよ」
玲奈
お姉さんは確かもう、大学を卒業して
今は都心の企業で働いているはずだ
今は都心の企業で働いているはずだ
玲奈
『あぁ、久しぶりだね。一緒に行こうか』
玲奈
そして、歩きながらお姉さんの近況を聞いた
玲奈
憧れの会社には入れなかったけど、同業他社に入社できたこと
思ったよりもノルマが大変で毎日疲れてしまうこと
そして気の合わない上司に辟易していること
思ったよりもノルマが大変で毎日疲れてしまうこと
そして気の合わない上司に辟易していること
玲奈
久しぶりのお姉さんとの会話は楽しくて怖さも随分薄らいだ
玲奈
そして少女は自分の近況を話した
玲奈
受験勉強を頑張ってはいるが終わりが見えなくて辛いこと
最近進路のことで両親と折り合いが悪いこと
ボーイフレンドと別れてしまったこと
最近進路のことで両親と折り合いが悪いこと
ボーイフレンドと別れてしまったこと
玲奈
お姉さんは次は良い事あるさ、次に期待だよと励ましてくれた
玲奈
お姉さんといると安心できる
玲奈
お姉さんと一緒なら怖くない
玲奈
二人は黄泉比良坂を進んで帰って行く