雨は僕らを誘った〈後編〉

此奴は､中学高校と一緒だった

神崎 海斗で､

最近､不審火事件に巻き込まれ

住んでいたアパートが半焼､

可哀想な事に、建て直しの目処すらついていない

俺は､建築系大企業に勤めている

神崎はその同僚的存在だ

ある日

そして､打ち合わせが終わり

会社を出て､帰路に着こうとすると

目の前に傘が倒れてきた

まるで､あの時のように

誰かの手と、俺の手が、重なった

彼女とは､同じ駅立ったので

駅前で少しの間話した

この後､大急ぎで帰り

料理を作りました(すっごい焦った)

翌日

今日は､会社が休みだったので

あかりと会うことに

チリンチリン〜

俺等は、飲み物を注文し､

ある話をした

これを機に、俺達は

付き合い始めた

そして､2年後

彼女は､喜の涙を流し受け取ってくれた

そして､俺達は結婚した

一方、神崎は

彼女と結婚し､新居を持った

お互いに近所というか

隣同士なので

仲良くやっている(子供同士が結構仲がいい(*^^*))

俺は､あの日

雨が降らなかったら、

あかりと会ってなかったかもしれない

雨は僕らを誘った〈後編〉

fin