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木ノ恵 なな

ったくアイツ…
どこ行ったんだよ…。

木ノ恵 なな

(1人の行動は
流石に危ないだろうな…。)

木ノ恵 なな

(人の事言えねえや())

ドォン!

木ノ恵 なな

っ⁉︎

木ノ恵 なな

(人が…飛んできた…?)

木ノ恵 なな

だ、大丈夫…ですか?

木花咲耶姫

イタタ…。

木ノ恵 なな

(生きてる⁉︎
人間かよ本当に‼︎)

木花咲耶姫

あ、ご、
ごめんなさい‼︎

木ノ恵 なな

いや…自分は
大丈夫なんですけど…
貴方は大丈夫ですか…?

木花咲耶姫

あ、全然大丈夫ですっ‼︎

【Cibo di montagna】

木ノ恵 なな

(怪我が消えた⁉︎)

木ノ恵 なな

(何なんだこの人…。)

木花咲耶姫

この世界は残酷だ。

自分の主張を、 聞いてくれない。

特に親。

自分達が研究員だからって、 研究員になることを 強いられて。

別に、なりたくなんかない。

縛られて生きたく なかった。

大好きな親友。 大事な親友。

その親友に、 全て包み隠さず話した。

それを話した次の日、

親友は死んだ。

親が殺した。

許せなかった。

"悲しみ"の感情が 分からなかった自分は、

込み上げてくるのは 怒りだけ。

だから…自分は…。

親を、殺した。

この手で、 殺めた。

親が、大事な 親友を殺したから。

広がる血溜まりが きらりと光る。

罪悪感なんてない。

だからといって 楽しくもない。

もう縛る奴はいない。

縛られずに生きれる。

でもまだ、 心が満たされない。

何か穴が空いてるようで、 埋まらない。

この穴は…なんだろう。

木花咲耶姫

どうかしました?

木ノ恵 なな

っ!

木ノ恵 なな

いや、大丈夫です。

木花咲耶姫

…天鈿女様が
いった通りだ。

木ノ恵 なな

へ?

木花咲耶姫

人間って不思議!

木ノ恵 なな

ん?

木花咲耶姫

自己防衛が強いんだね!

木ノ恵 なな

…?

木花咲耶姫

あ、気にしなくて
いいよ!

木花咲耶姫

でも、

木花咲耶姫

私から一つ、
言っておくと、

木花咲耶姫

"自分を締め付け
過ぎ無いように"、ね。

木ノ恵 なな

え…?

木花咲耶姫

大変‼︎
神使さんの所に
行かないと‼︎

木花咲耶姫

またねっ‼︎

木ノ恵 なな

…変なの。

カランカランカラン

千歳 一

いらっしゃいませ。

加崎 試遊

よぬらさん久しぶりっす。

海影 綾

久しぶりですー‼︎

倉咲 芽衣

ペコリ

時雨 碧

お久です。

水崎 よぬら

繁盛してますね()

空欄 羽兎

試遊さんが
会社で昇進したんで
お祝い中です。

加崎 試遊

俺が奢るんすけどね()

水崎 よぬら

まあ…いいんじゃないすか?()

加崎 試遊

いいんですけど()

※良くは…無い?

加崎 試遊

よぬらさん
元気ないっすね。

水崎 よぬら

そうっすか?

加崎 試遊

どうかしました?

水崎 よぬら

…ななの事が
気になりましてね。

加崎 試遊

なな…って…
あの参加者にいた?

水崎 よぬら

はい。

水崎 よぬら

アイツは俺の後輩でね。

水崎 よぬら

正義感が強いので、

水崎 よぬら

昔、

水崎 よぬら

人を殺めたんです。

加崎 試遊

⁉︎

水崎 よぬら

勿論、理由はありました。

水崎 よぬら

親が親友を
殺したんです。

水崎 よぬら

だから自分も親を
殺した。

水崎 よぬら

ってだけなんすけど。

加崎 試遊

ほ、ほぉ…。

水崎 よぬら

自分を守るより
大事な人を守りたがる
奴なんで、

水崎 よぬら

今回も少し…いや凄く、
過去を思い出さないか
心配なんすよね。

加崎 試遊

…。

水崎 よぬら

せめてバグみたいに、
いい思い出に
作り替えられたら
いいんですが…。

水崎 よぬら

今回は違いますからね。

水崎 よぬら

この世の中、

水崎 よぬら

"夢"で、あったら
いいなって願う
過去しかないですよね。

加崎 試遊

夢であったら
いいな…か。

加崎 試遊

アイツも
思い出してんのかなぁ…。ボソッ

水崎 よぬら

加崎 試遊

あ、気にしないでください。

【観賞用】欲望狩り[2章]

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130

コメント

4

ユーザー

いや人間ほんとw面白いですw 奢り…不憫() 一くんのバー割と役にたってて草

ユーザー

人間は不思議ですね!謎だらけです!

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