説明会で学校の魅力に気づいた私は、受験することに決めた。
滑り止めも受けたけど、受かる気しかしていなかった。
面接官
面接官
莉子
莉子
莉子
莉子
面接官
面接官
面接官
試験でも面接でも手応えを感じた。
あとは桜が咲くのを待つだけだった。
瑠花
瑠花
瑠花
莉子
莉子
瑠花
瑠花
瑠花
莉子
瑠花
数週間後の帰り道、合格発表の日、私は何とも言えない感情を抱えていた。
どことなく落ち着かないような、地面に足がつかないような……
莉子
母親
母親
父親
莉子
莉子
私は中身を破かないようにそっと、封筒の上部を切った。
莉子
莉子
母親
父親
莉子
莉子
莉子
「総合科」
莉子
母親
莉子
莉子
父親
母親
莉子
私は迷わず総合科を第一希望に書き、学校に送った。
入学式の日。 とうとう桜の花も満開、風が時折優しく花弁をさらった。
莉子
???
???
???
???
莉子
莉子
入学式が始まる前の体育館に、普通の緊張感はなかった。
みんなほどよく気持ちを緩めていて、居心地のいい空間だった。
教頭
教頭
ねね
ねね
ももか
あかね
ゆき
ねね
ねね
彼女らが出てきた瞬間、体育館は歓声に包まれた。
ほとんどは在校生のものだったが、自分の近くからも聞こえてきた。 この4人は大変なカリスマ性の持ち主なのだろう。
莉子
先輩
莉子
ちょうど学年と学年の境目に座っていた私は先輩に話しかけられた。
先輩
莉子
莉子
先輩
先輩
莉子
先輩
この学校はスクールアイドルといいギジドといい私の予想を超えてくる。
それは設備や制度に留まらなかった。
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