50話
スピリチュアル編
【快楽】
アヤト
ガチャッ
アヤトは、自身の個室の部屋を開けた。
そこに居るのは気を取り戻したチアキ、手を縛られ口にタオルを巻かれていて声を出せない状態であった。
アヤト
チアキ
必死に首を横に振るチアキ、異能も手を縛られていることで動作を取れない為か発動できずにいた。
アヤト
チアキ
アヤト
アヤトは、機嫌が良くなったのか歌を歌い始める。
【僕らは、みんな生きている】
【生きているから、笑うんだ】と
スタッ、、、スタッ、、
スタッ、、スタッ、
暗い時間に施設内を歩く一人の小さな子供
ケンジ
レイマ
ケンジ
レイマ
ケンジ
レイマ
レイマは、4歳にして異能剤に適合した精神が強かった子供の一人である。
子供ながらに最初は、異能剤に適合せず狂っていた子供同様に力を制御出来ていなかったが今では自在に異能を扱うことが出来る。
ケンジ
でも、ケンジは不安に思うことが幾つかある。
4歳にして異能を扱える事は才能に等しいが子供ながらになにか不満があれば感情を素直に出す。
怒りの感情を覚えてれば異能を使って暴れてしまうことも暫しあり、異能を持たない子供と一緒に時を過ごすのは難しい。
ケンジ
ケンジ
レイマ
ケンジ
レイマ
レイマは、4歳にしてはまだ小柄で口もまだ緩く話せる言語も少ない。
だが、笑顔が可愛らしく甘え上手な子だ。
スタッ、、、スタッ、、。
レイマ
レイマは、施設の廊下の途中で足を止めた。
何か気配を感じたのか扉式のドアの前でじーーっと立って眺めていた。
ふと、耳を当ててみる。
レイマ
ストンッ
レイマ
ガチャ!!! ベチッ!
急に扉が開きレイマは勢い余って前へと転んだ。
【どうしたの?レイマくん】
その優しげな声の主は、
アヤトだった。
アヤト
いつもとオーラが違うアヤトに少し怯えるレイマ
アヤト
アヤトの目の先は、服が破れ肌けたチアキ
身体の少々が少し青くなっていた。
目からは涙が若干零れている。
チアキ
しかし、恐怖でチアキの身体は震えている。
そのチアキの姿は子供にはあまりに刺激が強すぎた。
アヤト
レイマ
アヤトは、レイマの首を掴み小さな身体を押し倒す。
レイマ
アヤト
アヤト
レイマ
アヤト
アヤトは、鼻歌を歌う。
明るくノリのいい歌を、
コメント
3件
ぜんっぜん褒めていいですけど、彼も一応被害者ですからね…うん。w 期待していてください!!
チアキさん何してんすかね。 王国でトレーニングしたんじゃねぇかよ(言っては行けません。)これからに期待っすね(私が書いてるんですけどね) これでやばくなかったらすごいです(❁´ω`❁) さてさてさて、気のせいなのかな?そうじゃないのかな?w
チアキさん……… レイマくん?やばい………? まてよ……アヤトさんが歌ってたやつってさ………気のせいかな…? レイマくん凄い…4歳で…←褒めていいことかな? 続き楽しみに待ってます!