65話
スピリチュアル編
【6人目の仲間】
先頭の湯で出会ったソウシという男、チアキはその男と握手を交した後も共に時を過ごす事となっていた。
ソウシ
チアキ
ゴシゴシッ、ゴシゴシッ
意外と力強く背中を摩ってくるソウシ、
チアキは、少し我慢しながらも感じていた。
この人、距離感がおかしい…と。
ソウシ
チアキ
チアキは、体を洗い流すと湯船を目指す。
その時…足を滑らせ後ろから転びかけたところ、ソウシがチアキを受け止めた。
ソウシ
チアキ
チアキは、無駄に心拍数が上がる。
これは違う、転びかけた時のドキドキだ。
この人にキュンとしたわけじゃない。
自分にそう言い聞かせた。
だけど、チアキは振り返りじっとソウシの身体から顔を見た。
ソウシの身体は程よい筋肉質だった。
バキバキではないが、腹筋は六つに割れている。腕もゴツゴツはしてないが細すぎもしない。胸筋も厚くはないが中央に線が入っている。
ソウシ
チアキ
ソウシ
チアキは、その言葉に過剰に反応しそうになり戸惑いながらも湯船の中へ先に入る。
チアキ
ソウシ
チアキ
チアキは、顔を赤らめあたふたとした。
湯船に浸かる二人、時間的な問題なのか他に客は居ない。
ソウシ
チアキ
ソウシ
チアキ
ソウシ
チアキ
ソウシ
一つ一つ台詞のようなカッコの付けた話し方、だけどその声がチアキの心を掴んでいた。
チアキ
ソウシ
ソウシは、湯船から両手を出し二秒程じっとした。
ソウシ
びしゅんっ!
何も無いところから急にステッキのような物が出てくる。
チアキ
ソウシ
ステッキはソウシが異能を解くとただの水へと化した。
ソウシ
ソウシ
チアキ
ソウシは、途切れること無く話を続けチアキを楽しませた。そして、チアキの興味をぐっと惹いた発言をする。
ソウシ
チアキ
ソウシ
チアキ
そのチアキの返答に驚いた顔をするソウシ、そして嬉しそうに微笑んだ。
そして、チアキはなぜソウシに惹かれたのか気づいた。彼は、顔は全然違うけどチアキ達のリーダーであるショウタに似ている部分があると、。
ソウシ
チアキ
ソウシ
チアキ
チアキは、そう言うとソウシの腕を引いた。
チアキ
ソウシは、クスッと笑う。
【その話、もっと詳しく俺に聞かせてくれる?】
夜
ホワイトシティー(西区 宿)
ショウタ
ライト
ヒメカ
マリン
ショウタ
ショウタは、クシャッとした笑顔でそう言った。
少しした後、宿の扉が開きチアキもショウタ達と合流をする。
ユウ
ソウシ
ショウタ
ショウタは、目を二度泳がせ過去の記憶を探る。すると、なにか思い出したのか
あっ!
と声を上げた。
ショウタ
ソウシ
ショウタ
ショウタの顔が灰がかかる。
ソウシ
チアキ
ユウ
ライト
ヒメカ
マリン
ソウシ
チアキ
少しショウタは、俯いて考えるとクスッと笑った。そして、声に出して笑う。
ショウタ
ソウシ
ショウタとソウシは互いに握手する。
ライト
ショウタ
マリン
ソウシ
チアキ
ソウシ
チアキ
ライト
ヒメカ
ムードメーカーのソウシが加わり場が笑顔になるショウタ達、この笑顔の波に乗ってまた明日、この街を出て旅を再開する。
ライト
ショウタ
ライト
ショウタ
ライト
ショウタは、ずっと記憶に焼き付いている。
あの、ゴールドギルドの力と三護煌の力
どちらもまだ到底力が及ばない。
それは、ショウタも自覚している。
だから、これから先も自分自身の実力を上げることも必須だった。
ライト
ショウタ
ライト
ショウタ
スピリチュアル編 完結
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コメント
2件
私的にはスピリチュアル編は前半の内容を濃くして後半は戦闘多めで書くの疲れてましたw だから嬉しい!早く次の無法街編書きたい!w ソウシさんは、これからどんな動きするかお楽しみにしててください!(❁´ω`❁)
スピリチュアル編完結した( ˙-˙ )←嬉しい?ちょい悲しい? ソウシさん仲間になった( ˙-˙ ) 俺的に、少し怪しい存在(?) ソウシさんの能力すごい( °_° )