あの時、確かに誓った
「例え死んでも、一緒」と
それ、信じていたのに
ねぇ?違うの
貴方の言葉すら信じれなくなったら
この世界なんて何もかも嘘まみれだ
そこには愛という名の沼しか無かったの?
ねぇ、ねぇ、ねぇ!!!
答えてよ、私に答えを頂戴
貴方にしか聞けないの!!
……あぁ、そうだ
私が、口を縫ってしまったんだっけ?
私が、目を抉ってしまったのだっけ?
私が、足を切り落としたのだっけ?
……だって、貴方が悪いでしょ?
神様の前で誓った約束、破るから
私、それを守っているだけよ
……いい子、でしょ?
だから貴方は、捨てないでしょ?
…………違うの?
コメント
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いくら神様の前で誓ったとしても人によっては約束なんて簡単に破ってしまうし、そもそも嘘をつくこともあるよね…… だからこそその罰を与えられたのは仕方のないことだけど、目、口、足がないってのは少し可哀想……💦 でも、語り手さんの立場からするとこれだけの罰じゃ足りないだろうし、本当はもっと罰を与えたいんじゃないかな、って思う やっぱり約束はきちんと守らないとな、って改めて思った💭